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日本人に急増!肥満は腰痛や病気の原因

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現在の日本では欧米化の食事が取り入れられるようになり、日本人に肥満が増えていると言われています。

肥満は心臓への負担を増やし、腰痛などの原因になるなど、様々な病気の原因となるので、常に筋力を落とさないように運動をし、バランスの良い食事内容を心がけることが大切です。

しかし、肥満が具体的にどう健康に悪影響を及ぼすのかを知っている人は少ないのが現状です。

そこで今回は、肥満の原因や肥満が引き起こす病気についてまとめましたので、現在健康診断で肥満という結果が出た人は参考にしてください。

肥満の原因

3つのフルーツの画像

肥満の原因には主に4つあります。

人間の体には基礎代謝というものがあり、その基礎代謝は何もしない状態や、寝ている状態でもエネルギーを消費することができます。

この基礎代謝は、1日単位で何kcal消費できるのかを表しているため、その基礎代謝よりも低いカロリーを目安に摂取すれば、体内でエネルギーに換え消費することができるため、基本的に太ることはないと言われています。

しかし、自分の体が消費できるカロリー以上のカロリーを摂取すると、体内で消費できない分は、脂肪として体に蓄積されてしまいます。

動物性たんぱく質の肉や甘いもの、アルコール類などを食べ過ぎてしまったり、深夜にカップ麺を食べてしまったりするなど、不規則な食事や過剰摂取によって、カロリーオーバーになってしまい、脂肪の原因になります。

食べ物を摂取すると食べたものが体外へ排出されます。

この循環がスムーズにいかないと、腸の中に食べ物がたまり、腸に残ります。

この腸の働きを整えることで便の排出を促し、肥満防止につながります。

社会生活を営む上で、ストレスを受けることは多々ありますが、そのストレスが自律神経に影響を及ぼし、消化吸収機能の働きに異常が出てくる場合があります。

出産後や更年期、生活習慣の乱れによってホルモンバランスや自律神経が乱れ、余分なカロリーが体に吸収しやすくなり、太りやすい体質になる場合があります。

食事内容が欧米化し、油分や糖質の多い食事をする機会が増えてから、日本人のメタボが増えたと言われています。

欧米化の食事には、ミネラルやビタミンが不足しているため、脂肪を分解するための酵素やビタミンが摂取できず、脂肪が付きやすい体質になってしまいます。

そのためにも、ファーストフードなどの脂肪が付きやすい、欧米化の食事を見直すことが大切です。

肥満は病気の温床

肥満がなぜ体に悪いのか?ということを何となく知っているけど、詳しく知らない人は多いかと思います。

肥満になるとまず「心臓への負担」がかかります。

脂肪が増えることで、より遠くまで血液を送る必要が出てくるからです。

肥満になると、心臓病の死亡率が高くなると言われています。

肥満になると体重が増えるため「膝や腰」への負担が増します。

首回りに脂肪が付いている場合、気道が狭くなるので「睡眠時無呼吸症候群」になりやすいと言われています。

腰痛の原因にも

肥満になりお腹に脂肪がつくと、上半身の体重を支えるために、必要以上に背中をそらすため、通常のS字カーブの背骨の形がゆがみ、腰椎や椎間板、椎間関節や膝関節に負担がかかります。

その結果、腰を痛めることになり、動くのが辛くなるため、運動不足でより脂肪が付きやすくなるという、悪循環に陥ります。

肥満を解消するにはどうすればいい?

肥満を解消するには、「運動」だけ、「食事制限」だけおこなうのではなく、2つを合わせておこなうことで、効果的に肥満の除去が可能になります。

まずは消費カロリー以上のカロリーを摂取しないようにし、食べ物から得たエネルギーを全て使い切るという体質にし、有酸素運動を取り入れ脂肪を燃焼させ、代謝をアップさせます。

定期的に自分の体脂肪率を計れば、日頃から脂肪を減らす意識付けができるためオススメです。

まとめ

格闘技の画像

肥満の最も大きい原因は、食事と運動不足だと言われていますが、通常の生活でのストレスや、ホルモンバランスの乱れ、不規則な生活習慣、睡眠不足も関係しています。

そのため、ストレスを抱え込まないような生活習慣を心がけ、毎日の睡眠時間はしっかりと確保することも大切です。

同じ食事をとっていても太りやすい人と、そうでない人がいるように体質にも関係してくるため、自分の体質に合わせて改善方法を見つけ、コツコツと継続して取り組むことが大切です。