人気美容院が取り扱っているオススメのトリートメントをご紹介していきます。

くせ毛、抜け毛、ダメージヘアーなど、それぞれの悩みに合わせたトリートメントを厳選しました。

自分の髪のタイプを知り、トリートメントに含まれている成分をよく理解した上で、自分に合ったトリートメントを使うのがポイントです。

トリートメントでツヤツヤヘアーに変身し、モテ髪を手に入れたい女子必見です。

トリートメントをご紹介する前に、まずは髪のメカニズムや、トリートメントについてのお話からいきましょう。

それぞれがどんな役割をしているのか、髪の構造を理解した上で、自分の髪には何が必要なのかを知るのがポイントです。

合わせてトリートメントによる効果も解説していきます。

髪の1本1本は、3層からできています。

外側からキューティクル、コルテックス、メデュラと分かれており、それぞれ役割が異なります。

一度は見聞きしたことのある名前があるかもしれませんね。

それでは、髪の構造を解説していきます。

髪のツヤに影響を与える、一番外側を守る組織キューティクルは、どこかで聞いたことがある名前ではないでしょうか。

よくCMとかで、「キューティクルを再生」などと謳っている企業がありますが、このキューティクルは、髪の内部組織を守る役割を果たしています。

キューティクルは、4枚～10枚のうろこ状の組織が重なって髪を保護しています。

 

この組織が多ければ多いほど、太く硬い頑丈な髪となり、薄ければ薄いほど、細くダメージを受けやすい髪なのです。

キューティクルの層は、髪の厚さも関係しますが、ダメージを受けることにより剥がれます。

剥がれてしまったキューティクルは再生することはありません。

髪の中間層に位置するコルテックスは、髪の85％～90％を占め、髪の硬さや強度に影響を与える組織です。

コルテックスが多ければ多いほど、髪が太く形成されます。

髪が細い人は、このコルテックスの量が少ないのが原因です。

また、このコルテックスには、メラニン色素が含まれており、メラニンとは髪の色を左右する組織です。

メラニンが多ければ多いほど黒く見え、少ないほど白くなります。

つまり、白髪の原因は、このメラニンが少ないのが理由となるわけです。

髪の一番内側に位置するメデュラは、髪の弾力性を守る役割を担っています。

人によってこのメデュラがない人もいます。

たとえば赤ちゃんは、とても柔らかい髪質ですが、これはメデュラがない、もしくは非常に少ないからだからと考えられます。

メデュラについては未だに解明されていない部分がありますが、メデュラが太ければ太いほど、髪も丈夫で太くなります。

トリートメントの効果としては、髪のダメージを補正してくれる役割があります。

ダメージによって損なわれた栄養分を補い、ダメージを受けにくい髪に整えてくれるのがトリートメントです。

髪のメカニズムとトリートメントの効果について知ったところで、次に学びたいのは、髪のトラブルが起きる原因です。

髪のトラブルとなる原因は、大きく分けて3つあります。

1つは、遺伝的要素。

2つ目は生活習慣の乱れ。

そして3つ目は、外部からのダメージです。

それぞれの原因により、髪が抜けやすい、白髪になりやすい、パサつきやすいなどのトラブルが発生します。

原因を突き止め、トラブルを回避することが、良質な髪をつくる秘訣です。

それでは詳しく解説していきましょう。

髪質は遺伝的要素が大きいです。

考えられる遺伝的要素は、くせ毛や、髪質が考えられます。

たとえば、両親や親族が髪の量が多い人は、自身も髪の量が多く、髪質を受け継ぎやすくなるのが特徴です。

また、髪の量の減少や、髪の質が悪くなるのは老化が原因なことが大きいですが、髪の老化も遺伝と関係があります。

くせ毛には様々な種類が存在します。

くせ毛によってはダメージを受けやすい髪質もあるため、自分のくせ毛の種類を把握するのが、トラブルを回避するポイントです。

くせ毛については、後ほど詳しく解説していきます。

髪は歳を重ねるに連れ、どんどん老化していきます。

老化した髪は、先ほど紹介したコルテックスが少なくなり、髪の色が白くなったり（白髪）、細く切れやすくなったりし、さらには髪にツヤがなくなります。

生活習慣が乱れることにより、髪にも影響がでます。

ストレス、睡眠不足、食事などは、抜け毛の大きな原因となるために、生活習慣を見直し、健康な髪を育成できるようにしましょう。

ストレスを抱えることにより、白髪になるリスクが高まります。

これは白髪の原因となるメラニン色素が足りていないのが理由です。

メラニン色素を作る細胞である「メラノサイト」は、ストレスに弱く、このメラノサイトが減少することによりメラニン色素が足りなくなります。

他にもストレスにより円形脱毛症になりやすくなるトラブルが発生します。

髪と睡眠不足には大きな関係があります。

人は寝ている間に、その日に受けたダメージを修復しようと働きます。

これは寝ているときに作用するホルモンの影響が大きいのですが、睡眠不足になると、修復時間も足りなくなるために、健康な髪を維持できなくなります。

たとえば、髪がパサついたり、抜け毛が増えたりと様々なトラブルを招きます。

髪の主成分はたんぱく質です。

たんぱく質が足りなくなると髪が生えてこなくなります。

薄毛でお悩みの方は、食生活の乱れが原因の可能性があるかもしれませんね。

潤いのある健康な髪を育成するには、たんぱく質を摂取することが大切です。

また、たんぱく質と一緒に摂取したいのが、血液の流れを促進してくれるビタミンです。

たんぱく質とビタミンはお肉や野菜から多く摂取できるので、食生活を正しくし、良質な髪が生えてくるように改善してみましょう。

ストレスの項目でもホルモンバランスについて軽く触れましたが、そもそも良質な髪をつくるためのホルモンには、女性ホルモンが欠かせません。

女性ホルモンとはエストロゲンとプロゲステロンの2種類のことを指します。

エストロゲンは、別名　美のホルモンと呼ばれており、エストロゲンが増加すると髪のコンディションを整える効果や、髪の血行を良くしてくれる作用があります。

一方、プロゲステロンは髪の毛を増やしてくれる役割を果たします。

この2つのホルモンが上手くコントロールされることにより、健康な髪を維持できるのですが、女性の場合は、妊娠出産による急激なホルモンの増加により、バランスが崩れてしまうことがあります。

妊娠初期に体毛が濃くなる、または、出産後に抜け毛が増えるのはこのことが原因だからです。

髪は頭皮から生えるのですが、この頭皮がなんらかの理由でダメージを受けることで、質の悪い髪が生えてくる（もしくは生えない）ことがあります。

頭皮がダメージを受ける原因としては、皮膚の炎症、カラーやパーマによる刺激があります。

健康な髪をつくる上で、外部からのダメージは極力回避するようにしましょう。

頭が痒い、フケが多い、ベタベタするなどといった経験はありませんか？実はその状態は、頭皮が炎症を起こしているからです。

頭皮は、人間の皮膚の中でも特別弱い部分であり、炎症が発生しやすい特質です。

初期症状としては、痒みやフケで済みますが、これを放置しておくと皮膚炎になり薄毛や抜け毛を招きます。

頭皮の炎症を防ぐには、髪を乾燥させないのがポイントです。

カラー液やパーマ液によって頭皮が過敏に反応し、炎症が発生しやすくなります。

髪からは油分が抜け、どんどんパサつきやすくなるのも、このことが原因だからです。

カラーパーマを繰り返し行うことにより、髪からはどんどん栄養が抜け落ち、髪の健康が失われます。

頭皮は熱に弱いものです。

特に注意したいのがドライヤーやヘアアイロン。

これらの器具は大体100度以上で作られているものが多いですが、100度を越える熱を髪の毛に当て続けていると、表面温度が上がり、たんぱく質変性を起こします。

 

たんぱく質変性とは、たんぱく質の構造が変わってしまうものなのですが、分かりやすく説明すると卵です。

卵をお湯で茹でることにより、ゆで卵になりますよね。

これはたんぱく質が熱によって構造が変化したからです。

髪の主成分もたんぱく質でできているため、熱を与えることでたんぱく質変性を引き置きします。

そうなると、パサつきやすい髪質や、枝毛が増えるなどと、髪の本来の役割を果たせなくなるのです。

髪には様々な種類があります。

今回ピックアップしたのはくせ毛、抜け毛、ダメージヘアーの3種類であり、それぞれの特徴を解説していきます。

髪の種類により使用するトリートメントが異なるため、その髪の特徴をよく理解してからトリートメントを選んでいきましょう。

日本人は、真っ直ぐなストレート髪を保っている割合が、世界的に見ても多い民族です。

そんな日本人の私たちでも、当然、くせ毛は多かれ少なかれあります。

そしてくせ毛には色んな種類があり、特に日本人に多いとされる2種類のくせ毛について解説していきます。

自分のくせ毛の種類を理解した上で、どんなトリートメントが合うのかを見つけていきましょう。

くせ毛の中でも日本人に特に多いのが、波状毛（はじょうもう）と呼ばれるタイプ。

波のようにうねっており、軽くうねっている人もいれば、ウェーブのようになる人もおり、うねり方は個人差があります。

特徴としては、雨の日など湿度が高い日に、髪全体が広がり、まとまりにくくなる人が、この波状毛に当てはまります。

くせ毛の中ではこの波状毛が一番扱いやすく、コテやヘアアイロンを使用すれば、くせを目立たなくさせることが可能です。

また、左右非対称なくせになりやすく、たとえば、右は真っ直ぐなストレートだけれど、左は内側（もしくは外側）にはねていたりしている人は、波状毛です。

波状毛の人は、髪が広がりやすいので、広がりを抑え、まとまりのある髪質になれるトリートメントを使用するのが良いでしょう。

連球毛（れんきゅうもう）は、くせ毛の中でも最も扱いづらいくせ毛です。

捻転毛同様、髪の毛の太さが異なり、非常にパサつきやすくゴワゴワした感触なのが特徴です。

また、縮毛矯正などの強いパーマ液に髪の毛が耐えることができず、切れてしまいやすいので、縮毛矯正はオススメできません。

連球毛は、遺伝的要素や先天性の疾患で、小さい頃に発症しやすいくせ毛です。

しかし、生活習慣の乱れから大人になってから連球毛になることもありますので、注意しましょう。

連球毛にオススメのトリートメントは、髪を滑らかにしてくれるトリートメントがオススメです。

抜け毛の原因は老化や遺伝的なものなど、一概に言えません。

女性は男性よりも抜け毛のリスクは低いですが、それでもやはり抜けやすい体質の場合、若い内から始まる人もいます。

抜け毛の対策としてトリートメントはアンチエイジングに特化したものを使用することで、抜け毛を防止することが可能です。

カラーやパーマなどによる外部からの刺激でダメージを受けた髪は、乾燥しやすくなり水分が足りていない状態に陥りやすくなります。

乾燥すると切れ毛や枝毛ができやすくなり、髪が伸びてもすぐに切れてしまいまとまりにくい髪になるため、そこでダメージヘアーにオススメしたいのが、乾燥を防止してくれるタイプのトリートメントになります。

それでは、実際に美容院がオススメしているトリートメントをご紹介していきます。

芸能人など著名人が多く通っているとされる人気美容院をピックアップし、各美容院が展開しているオリジナルトリートメントを厳選しました。

他にも、日本全国いたるところで取り扱いのあるAujuaと、ケラスターゼなど魅力あふれるブランド製品も集めましたので、それぞれの特徴をご紹介していきます。

アフロートでは、美容院独自が3年かけて開発した製品があります。

AFROATシャンプー、トリートメントでは、水素結合、イオン結合、シスチン結合の3種類の成分が含まれています。

それではそれぞれどのような役割があるのかをご紹介していきます。

人には元々活性酸素というものが含まれています。

しかし、活性酸素が増えすぎると、今度は老化の原因に繋がります。

活性酸素が増えた髪は、潤いやハリがなくなり、髪がキシついたり抜けやすくなるなど、様々なトラブルを招きます。

そんなときに水素配合が含まれたトリートメントを使用すると、この活性酸素を除去してくれます。

いつまでも若々しい髪でいるには、日常から水素配合のトリートメントを使用するのが大切です。

髪の主成分はたんぱく質であることを説明しましたが、たんぱく質は数百～数千個にも及ぶアミノ酸の集合体です。

アミノ酸にはプラスとマイナスの電荷があり、ダメージを受けた髪はマイナス電荷が増えます。

そこでプラスの電荷があるトリートメントを塗布することで、傷ついた髪を補修してくれる作用があります。

この働きこそがイオン結合の目的なのです。

シスチンはアミノ酸の一種であり、髪を柔らかくし、保湿をしてくれる働きがあります。

他にもシスチンはパーマやストレートパーマで使用する液の主成分なため、くせ毛を軽減してくれます。

なんといってもシスチンの最大の魅力は、育毛効果があることです。

この3成分が含まれているからこそ、AFROATのトリートメントは髪の潤いが保てるのです。

店名	AFROAT
場所	銀座・渋谷・名古屋など
店舗URL	http://www.afloat.co.jp/
製品URL	http://urx.mobi/DjlA
価格	2,376円（税込み）

美容院界の頂点を争う人気サロンです。

独自のシャンプー、トリートメントがあり、シャンプーでは洗浄力に力をいれています。

一方トリートメントでは、セタノールやスクワランオイル、メドウフォームラクトンなどが含まれており、しっとりと滑らかな髪質が保てるように作られています。

お肌のケアにも使用されている保湿力に優れた成分であるセタノールは、髪と地肌の乾燥を防いでくれる効果があります。

他にも髪にツヤをだしてくれ、滑らかな感触を与えてくれます。

ただしセタノールは使用しすぎることで刺激を与えてしまいますので毎日トリートメントするのは控えましょう。

化粧品にも多く使用されているスクワランオイルは、育毛に効果がある成分です。

地肌を保湿してくれ、すでに傷んでいる髪を補修し、新陳代謝を促進してくれるので、健康で丈夫な髪が生えやすくなります。

なんらかの理由で剥がれてしまったキューティクルを、修繕してくれる作用があるメドウフォームラクトンは、ドライヤーなどの熱によるダメージから髪を守ってくれます。

頭皮を保湿し、乾燥しにくい髪となり、静電気の起こりにくい手触りの良い髪を手に入れることが可能です。

店名	ZACC
場所	青山、表参道
店舗URL	http://www.zacc.co.jp/
製品URL	http://www.zacc.jp/SHOP/z002.html
価格	2,808円（税込み）

LOVESTでは、家族で使えるトリートメントを開発しました。

保湿に力を入れていると謳っているだけあり、ジラウロイルグルタミン酸リシンna、ヒアルロン酸、セラミドが配合されています。

滑らかで自然な髪質を楽しみたい方に向けたトリートメントとなっているのが特徴です。

アミノ酸をベースに作られた界面活性剤であるジラウロイルグルタミン酸リシンnaは、髪をしっかり洗浄し、汚れを除去してくれます。

界面活性剤は髪にダメージを与えるイメージが強いですが、LOVESTが使用している界面活性剤は植物性由来なので、問題なく使用できます。

保湿力に優れているヒアルロン酸は、ダメージを受けた髪を補修してくれる効果があります。

また、ヒアルロン酸はたんぱく質と結合することにより、髪に潤いを与えてくれます。

ですので、ヒアルロン酸配合のトリートメントを使っていくうちに、徐々に髪に潤いが戻ってくる効果が期待できるのです。

髪の表面を覆うキューティクルは紫外線に弱く、ダメージが受けやすくなります。

そこで必要なのが、このセラミドです。

セラミドは紫外線から髪を守り、キューティクルを強くすることでしっかりと頑丈な髪を手に入れることができます。

ダメージを受けにくい髪をつくるには、セラミド配合のトリートメントが非常に有効です。

店名	LOVEST
場所	青山、二子玉川、銀座
店舗URL	http://www.air.st/
製品URL	http://urx.mobi/DjGR
価格	1,620円（税込み）

数々の美容室が取り扱っているAujuaは、トリートメント界の最高峰とも呼ばれる完成度の高い成分が配合されています。

それぞれの悩みに対応したトリートメントが存在し、自身の髪質から選べるのが利点となります。

今回はAujuaシリーズの中でも人気のある製品をご紹介していきます。

アンチエイジングに効果のあるEQUIALは、ケラチンが配合されています。

ケラチンは、髪の主成分でもあるたんぱく質の一種であり、頭皮を乾燥から防ぎ、健康な髪を育成してくれます。

さらに、殺菌作用、抗酸化作用がある天然由来のポリフェノールが配合されているため、ダメージを受けた毛先部分をしっかりと補修してくれ、手触りの良いなめらかな髪質が期待できます。

天然由来ですので、刺激はほとんどないに等しいため、特に30代以降の方にオススメしたい製品です。

製品名	EQUIAL
購入場所	全国美容室、Aujua公式
公式URL	http://www.aujua.com/
製品URL	http://www.aujua.com/products/equial.php
価格	4,200円/250g　6,300円/500g　9,500円/1kg（税抜き）

パーマやカラーによってダメージを受けた髪をしっかりと修繕してくれる効果のあるQUENCHは、EQUIALと違い、どの層にもオススメできる製品です。

刺激の強いパーマ液などは、乾燥した髪になりやすく、パサつきの原因となります。

パサついた髪は枝毛や切れゲになりやすいため、パサつきを抑えるためには、髪の乾燥を防ぐことをしなくてはなりません。

●AQUAVEER

KERASTASE（ケラスターゼ）

●オレオリラックス

●ユイルスブリム

●クロノロジスト

トリートメントの成分分析

シリコン

●シリコンの注意点

●ノンシリコン

●シリコンの上手な使い方

界面活性剤

●カチオン界面活性剤

正しいトリートメントの使い方

トリートメント使用時の流れ

まとめ