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気になるシミはサプリで撃退!シミができる理由と対策方法のご紹介

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予防していたつもりでも、いつの間にかできていることが多いのがシミです。

シミができる原因はさまざまで、改善するには、その原因を知った上で正しく対処して行くことが大切です。

それでは、シミができる原因と対処法をご紹介しましょう。

シミができる原因

シミの画像

迷惑なシミは、いったいなにが原因となってできてしまうのでしょうか。

シミは以下の原因のいずれかひとつ、あるいは複数の要因によって起こります。

私たちの皮膚は何層にも分かれ、外側から、表皮層、真皮層、皮下組織と呼ばれています。

これらの層はさらに細かく分類されており、シミの原因を作り出すメラニン生成細胞のメラノサイトは、表皮層の最も深い部分の基底層に存在しています。

メラノサイトの本来の役割は、角質層から体内に侵入してきた紫外線をブロックして、真皮層への侵入を防ぐというところにあります。

そして、紫外線を感知したメラノサイトが刺激されると、アミノ酸の一種に分類されるチロシンが動員されて、メラニン色素を作り出します。

こうしてメラニン色素が作られ、それが表皮に押し上げられてくると、シミという形で残ることがあります。

紫外線はUV-A、UV-B、UV-Cに分類されていますが、UV-Cは大気圏のオゾン層にさえぎられるため、地球上には到達しないと考えられています。

残るはUV-AとUV-Bですが、これらはそれぞれに異なった特徴を持っています。

UV-Aは波長が長く、その上ガラスも通り抜ける性質を持っており、長時間かけて真皮層に侵入すると考えられています。

この紫外線は瞬間的に皮膚を刺激して日焼けを作り出すことはありませんが、日常的に浴び続けているとメラノサイトを活性化させる原因になり、シミを誘発することになります。

短期間で皮膚にダメージを与える性質を持っており、いわゆる”サンバーン”の状態を作り出すのが、この紫外線です。

この紫外線は波長が短く、UV-Aのように真皮層にまで侵入することはありませんが、強いパワーを持っており、長時間浴び続けていると、皮膚の乾燥炎症火ぶくれを作り出す原因になります。

そして、瞬間的に受けたダメージから皮膚が回復すると、皮膚の一部にシミができることがあります。

私たちの皮膚は、ターンオーバーによって日々生まれ変わっています。

表皮に押し上げられてくる皮膚細胞は表皮の基底層で生成され、有蕀層(ゆうきょくそう)」から「顆粒層」へ、「顆粒層」から「角質層」へと順次押し上げられてきます。

この新陳代謝の周期をターンオーバーと呼びますが、ターンオーバーの周期は加齢やスキンケア方法によって長くなったり短くなったりすることがあります。

また、正常なターンオーバー周期は28日間であるといわれていますが、加齢によって皮下細胞の新陳代謝機能が弱ると長引き、過剰なスクラブ洗顔などによって角質層を取り続けると短くなることがあります。

そして、ターンオーバーが長い場合では、表面に浮き上がってきたメラニン色素がなかなか剥がれず、シミとなって表皮に残ることになります。

一方で、ターンオーバーが短すぎてしまうと、未完成な角質層が次々と表皮に押し上げられてくることになり、乾燥肌を作り出します。

つまり、シミの直接的な原因となるのはターンオーバー周期の遅れということになるわけで、長引いているターンオーバーを正常化させることが、早期にシミを改善させるカギを握るということです。

スキンケアの中で最もシミやくすみを作り出す原因になるといわれているのが、間違った方法によるクレンジングです。

メイクをしているのであればお休み前にクレンジング+洗顔を行うのが常識ですが、これらのケアは一歩間違えると、シミの原因になることがあります。

たとえば、クレンジングの際に指でメイクを擦りながら落とすのが習慣になっている場合では、毎日刺激を受け続けている部分のメラノサイトが活性化し、これが表皮に浮かび上がってくると色素沈着によるシミができます。

メイクの擦り落としは、特にアイメイクを落とす際にやってしまいがちですが、毎日擦り落としをすることがシミを作り出す原因になるということだけは、覚えておかなくてはなりません。

目の周囲の皮膚は顔全体の中でも非常に薄く、刺激をまともに受けやすい部分ですで、必ず専用のポイントメイクアップリムーバーで落とし、お肌への刺激を少しでも軽減させる工夫を行うことが大切です。

そしてもう1カ所、唇も皮膚が非常に薄く、外部の刺激を受けやすい部分です。

そのため、アイメイクと同様に口紅の擦り落としをするとメラノサイトが刺激され、あっという間にメラニン色素が生成されてしまうことがあります。

このように、クレンジングの方法ひとつでシミができる、できないの明暗が分かれますので、クレンジングの際には絶対に擦り落としをしないように注意しましょう。

また、クレンジング剤の中にはW洗顔不要を謳っている製品もありますが、クレンジング後の汚れが毛穴に残ってしまうと毛穴詰まりを引き起こすことがあり、毛穴の炎症や吹き出物の原因になることが考えられます。

W洗顔不要となっているクレンジング剤であっても、クレンジング後にはできるだけ洗顔を行い、毛穴に汚れを残さないことがベストです。

白ニキビや黒ニキビであれば初期段階のニキビですので、特になにもしなくても自然治癒することがあります。

一方、赤ニキビ黄ニキビにまで発展したニキビの場合では、ニキビの内部に芯ができ、その周辺組織に炎症が起こります。

そして、この段階で適切な治療を受けたのであれば、跡が残る確率は低くなります。

ですが、治療を受けずに無理に芯を絞り出してしまうと毛穴は大きなダメージを受け、それによって刺激を受けたメラノサイトがメラニン色素を作り出します。

これをニキビ跡と呼びますが、ニキビ跡は赤い点のように残ってしまうこともあれば、茶色いシミとなって残ってしまうこともあります。

このような状態になると、身体の内外からケアを行ったとしても完治までには時間がかかりますので、ニキビが悪化したのであれば速やかに皮膚科で治療を受け、ニキビ跡によるシミを予防する必要があります。

また、成人以降に現れる吹き出物は大人ニキビと呼ばれることがありますが、思春期に見られるニキビとは少々異なり、アクネ菌などの増殖で起こるのではなく、毛穴詰まりが原因となって起こることがほとんどです。

この場合であっても、無理に内容物を絞り出してしまうとシミの原因になりますので、まずはクレンジングと洗顔を丁寧に行い、仕上げに保湿ケアを行って様子を見ましょう。

これで大抵は治るはずですが、症状が悪化してしまったのであれば、皮膚科や美容皮膚科で診察を受け、適切な治療を受けておくと良いでしょう。

タバコは、1本吸うごとに過酸化水素を体内に取り込むことになり、これが体内の活性酸素量を増やす原因になります。

私たちが何気なく吸い込んでいる酸素の数%は体内で活性酸素に変化しますし、活性酸素はもともと私たちの体内に存在していますので、体内量が増えなければお肌に悪影響を及ぼす可能性は低いでしょう。

それは、活性酸素には白血球とともに外部からの侵入者(細菌やウィルスなど)を攻撃し、身体を守る区割りを持っているからです。

ところが、一気に活性酸素の体内量が増えてしまうと、活性酸素が健康な細胞を外部からの侵入者と認識して攻撃することがあります。

すると、攻撃された細胞は機能を失い、酸化を余儀なくされます。

つまり、喫煙による活性酸素の体内量増加が細胞の代謝を弱め、シミを作り出す原因になる可能性が高くなるということです。

また、タバコを1本吸うごとに副腎皮質からはコチゾールという抗ストレスホルモンが分泌されますが、このホルモンが分泌される際には体内のビタミンCが消費されてしまいます。

ビタミンCは強い酸化力を持った成分ですので、シミの改善には必要不可欠です。

ですが、タバコによって活性酸素か増え、さらにビタミンCまで破壊されてしまっては、シミかできないほうがおかしいととらえることができますね。

それだけではありません。

タバコの有害物質が体内に取り込まれる際には血管に委縮が起こり、血行不良の原因となります。

ひとたび血行不良が起こってしまうと、皮膚の細胞代謝に必要な栄養成分がなかなか基底層に届かず、ターンオーバーを遅らせてシミを作り出すことが考えられます。

血行不良は、シミだけではなくシワを作り出す原因にもなりますので、このような肌老化を予防したり改善したりしたいのであれば、禁煙することが望ましいということがわかります。

ここまでは、どなたにでもできる可能性があるシミの原因をご紹介してきましたが、シミは身体の内部に問題が生じたり、遺伝子の影響を受けてできることもあります。

それでは、特殊なシミにはどのような種類があるのか見ていくことにしましょう。

30代以降の女性に現れることが多いシミです。

原因

女性ホルモンのバランスが崩れることが大きな原因となって現れます。

ホルモンバランスが乱れるタイミングはそれぞれですが、妊娠によるプロゲステロンの急激な増加による女性ホルモンバランスの崩れ、出産後の回復期、経口避妊薬の服用、更年期による除を性ホルモンの減少などが原因となることが多いと考えられています。

その他、ストレスなどによって一時的に女性ホルモンのバランスが乱れると、肝斑が現れてくることもあります。

また、肝斑は身体の内部の問題が起因して起こりますが、紫外線によって症状が悪化することがありますので、紫外線にも注意する必要があります。

特徴

両頬の頬骨や鼻の付け根を中心に、左右対称に現れるという特徴があります。

また、下瞼の骨格よりも下方に現れ、下瞼そのものにはできにくいという特徴もあります。

肝斑の形はさまざまですが、どのような形であってもその輪郭ははっきりしないものや広範囲に広がっているものなどがあり、色も濃いものから薄いものがあります。

肝斑かも…と思ったのであれば、それができている場所と左右対称かどうかという部分を基準とし、ご自身で丁寧にチェックしてみると良いでしょう。

凹凸がない一般的なシミとは異なり、イボのようにやや盛り上がって現れることが多いシミです。

原因

長年浴び続けた紫外線が原因となって起こります。

10代~20代と若い年代の方の場合では、紫外線でメラニン色素が生成されたとしてもターンオーバー機能が正常に働くため、それはやがて角質層とともに剥がれます。

ところが、紫外線が経年変化によって表面に現れてきても、加齢でターンオーバー機能が弱るとなかなか剥がれず、イボのようなシミを形成します。

特徴

できはじめからどんどん大きくなり、色が濃くなることが多いという特徴があります。

このシミは、80代を迎えた方のほとんどに見られるといわれていますが、ごく稀に若年層の方に現れることもあります。

この場合では、紫外線の影響を受けていることも考えられますが、遺伝的な要素がひとつの要因となっていると考えられています。

また、このシミは全身に現れるという特徴も持っています。

いわゆる”そばかす”を雀卵斑と呼びます。

原因

遺伝や女性ホルモンのバランスの崩れが原因となって起こると考えられています。

このシミは、顔を中心にデコルテラインや腕にもできることがあり、その多くは幼少期から思春期にかけて現れます。

特徴

幼児~10代に多く見られるという特徴があります。

また、10代までは一時的に色が濃くなることがありますが、それ以降では徐々に薄くなるという特徴もあります。

このシミは一見すると肝斑によく似ていますが、両者の決定的な違いは、肝斑が左右対称に現れるのに対し、雀卵斑は不規則に現れるという部分にあります。

妊娠や出産でシミができると、肝斑なのか雀卵斑なのかわからずに困ることがあるかもしれませんので、ご自身でどちらか判断できないのであれば、美容外科や美容皮膚科で診察を受けてみて、医師の所見を確認すると良いでしょう。

このタイプのシミは、遺伝的要素が強く影響すると考えられますので、紫外線などの影響を受けて起こるシミとは別のものとして捉える必要があります。

シミを改善するには

朝日女の画像

それでは、どうすれば現在のシミを少しでも薄くすることができるのでしょうか?

どのタイプのシミが現れたにせよ、紫外線を無防備に浴びてメラノサイトが刺激を受け続ければ、当然のことながらメラニン色素が生成され続けることになり、シミの改善は見込めません。

つまり、紫外線対策をしっかりと行うことが、シミ改善の近道だということです。

また、1年の中で紫外線の放射量が増えるのは5~9月ですが、これらの月を外した月でも紫外線の放射量がなくなるわけではありませんので、1年を通じて紫外線対策を行うことを心がけましょう。

ドラックストアなどには、1年中紫外線ケア製品が置かれていますので、季節に合った製品を選んで紫外線からお肌を守りましょう。

ターンオーバーの遅れによってできたと考えるシミにはピーリングケアがおすすめできます。

市販されているピーリング剤にはフルーツ酸などが配合されており、週1~2回程度のケアをコツコツと続けることにより、ターンオーバー周期の正常化を見込むことができます。

ただし、ピーリングケアをあまりこまめに行ってしまうと、今度はターンオーバー周期が短くなり、それはそれで乾燥肌を作り出す原因になります。

これはスクラブ洗顔でも同様ですので、これらをターンオーバーの正常化に役立てるのなら、週1~2回という頻度を必ず守り、ケア後には必ず保湿ケアを行ってお肌を保護しておきましょう。

ビタミンC誘導体ビタミンE誘導体には強い酸化力がありますので、シミ改善のための外部ケアに適しています。

ただし、乾燥肌の方の場合では表皮のバリア機能が破壊された状態になっていることが考えられますので、ビタミンC誘導体やビタミンE誘導体配合化粧品を使用する前に、セラミド配合の化粧品を使用して、バリア機能を修復するところから始めると良いでしょう。

化粧品ではビタミンC誘導体やビタミンE誘導体を使用する必要がありますが、これはビタミンそのものの状態では角質層に浸透しにくいため、誘導体という形に変換してから使用する必要があるからです。

ですが、食品に含まれているビタミンCやビタミンEを摂取するのであれば、そのままの形で体内に取り込まれればそのまま分解・代謝・吸収されます。

特に喫煙中の方の場合ではただでさえビタミンCの消費量が高いと考えられますので、禁煙の努力をするとともに、なるべくビタミンCやビタミンEを含む食品の摂取を心がけましょう。

ビタミンCはフルーツブロッコリートマトなどに、ビタミンEはアーモンド緑茶小麦胚芽サフラー油などに多く含まれています。

睡眠時間中には、脳下垂体という部分から成長ホルモンが分泌されています。

成長ホルモンは、身体の各組織を成長させる働きをするほか、細胞の代謝を促す働きをする大切なホルモンです。

そして、このホルモンの分泌量が少ないと細胞の代謝がうまく行われず、ターンオーバー周期が長引くことがあります。

こうなると、できてしまったシミがなかなか代謝されなくなる可能性が高くなります。

忙しくても1日最低6時間の睡眠時間は確保し、成長ホルモンの分泌を促しましょう。

また、適度な運動も成長ホルモンの分泌に役立ちますので、週1回程度であってもかまいませんので、継続して行ってみましょう。

食品に注意を払うとともに、ぜひ摂取して頂きたいのが、シミに対応したサプリメントです。

サプリメントはタブレットや錠剤の形状が多く、一見すると薬のようですが、医薬品が配合されていない健康食品(栄養補助食品)または第3種医薬品に分類されています。

したがって、医療機関で処方される医薬品と同様の副作用が現れる心配はほとんどないということです。

シミを改善するためには、上記でご紹介した改善方法を実践して行くことも大切ですが、身体の内部からもじっくりとシミ改善を行うためには、シミに作用する成分が配合されているサプリメントを摂取してみるという方法もおすすめできます。

それでは次に、シミサプリメントについてもう少し詳しくご紹介することにしましょう。

シミサプリメントとは

サプリ1の画像

シミサプリメントとは、美白成分をはじめとするシミ改善効果を期待できる成分が配合されたサプリメントです。

では、シミサプリには具体的にどのような成分が配合されているのでしょうか?

美白成分の代表選手といえば、ビタミンCが筆頭に挙げられます。

ビタミンCには活性酸素の働きを抑えてメラニン色素の生成を抑制する効果のほか、免疫機能の向上や、鉄、カルシウムなどのミネラル成分の吸収代謝を促進する効果、糖の代謝アルコール分解効果なども期待することができます。

さらに、タバコに含まれている有害物質を無害化する効果も期待することができますので、特に喫煙者の方にとってはなくてはならない成分であることがわかります。

ビタミンCは体内で合成されることがない成分ですので、サプリメントからきっちりと摂取することが、シミの予防や改善に役立つでしょう。

ビタミンCはビタミンB群とともに摂取することでより高い効果を期待できますので、ビタミンC配合のサプリメントを摂取するのであれば、ビタミンB群も配合されていることを確認した上で製品選びを行うと良いでしょう。

ビタミンEは、別名”若返りビタミン”とも呼ばれ、ビタミンCとともに細胞の酸化を防ぐ働きを持っています。

さらに、血管壁を守る働きも持っていますので、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の予防にも役立ちます。

ビタミンEはもともと細胞膜という部分に存在し、活性酸素から細胞を守る働きを担っていますので、サプリメントからこの成分を摂取することが細胞の老化予防に役立ち、シミの改善につながります。

ビタミンCと同様に、ビタミンB群とともに摂取することによってより高い効果を期待できるといわれています。

体内に取り込まれると、その一部がビタミンAに変換され、目の粘膜保護神経保護成分として働きます。

また、この成分にも抗酸化作用がありますので、ビタミンCやEと同様に、体内の活性酸素の働きを抑え、シミの予防や改善に役立ちます。

抗酸化作用を持つ成分で、活性酸素の発生を抑えたり、メラニン色素の生成を抑え、対外へ排出させる働きを持っています。

また、この成分は肝臓の働きを強化する作用もありますので、二日酔い予防効果も期待することができます。

赤色の色素を持つ成分で、カニやエビ、鮭、トマト、ヘマトコッカス藻などに含まれています。

この成分にも活性酸素の働きを抑える効果を期待できますので、細胞の老化やシミの予防と改善効果も期待することができます。

さらに、アレルギー症状の緩和眼精疲労の回復効果、脳の老化予防効果も期待できますので、シミの改善だけではなく、身体全体のエイジングケアを行いたいという方にもおすすめできる成分です。

トマトやピンクグレープフルーツなど多く含まれている成分で、体内の活性酸素除去や発生の抑制、メラニン色素の生成にかかわる酵素・チロシナーゼの働きを抑える効果を期待することができます。

さらに、血流の改善効果も期待できますので、動脈硬化や高血圧、糖尿病の予防や改善にも役立つといわれています。

トラネキサム酸は自然界には存在しておらず、おもに止血を目的として開発された合成アミノ酸成分です。

トラネキサム酸には止血作用のほか、メラニン色素の生成にかかわるプロスタグランジンという物質の働きを妨げる作用がありますので、シミの改善に役立つと考えられています。

この成分は、おもに肝斑改善のためのサプリメントや化粧品などに配合されています。

植物ポリフェノールに分類される成分で、メラニン色素の生成にかかわる酵素・チロシナーゼの働きを抑制する効果を期待することができます。

この成分はブルーベリーやラズベリーなどのベリー類に多く含まれていますが、ベリー類から摂取することができるエラグ酸は少量ですし、毎日ベリー類を摂るわけにもいかないでしょう。

そのようなときに役立つのが、サプリメントの摂取です。

これらがシミサプリメントに配合されていることが多い成分ですが、すべてのシミサプリメントにこれらの成分が配合されているわけではありません。

シミサプリメントを選ぶ際には、どのような成分が配合されているのかきちんと確認し、ご紹介した成分の配合量が多い製品を選ぶことが望ましいといえます。

成分の配合量は製品パッケージまたは説明書で確認することができ、配合量が多い順に明記されていますので、この部分を基準に製品を選ぶと良いでしょう。

シミサプリメントの効果

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シミサプリメントには、抗酸化作用やメラニン色素の生成を防ぐ成分が配合されていますので、肌細胞の老化予防と改善、シミの予防と改善効果を期待することができます。

では、シミサプリメントの効果はどのようにして現れてくるのでしょうか? 上記でも少し触れていますが、サプリメントは健康食品に分類されますので、医薬品のような速効性を求めることはできません

シミサプリメントが体内に送り込まれると、胃で消化されたのちに小腸へ送られてから成分が吸収されます。

そして、吸収された成分は肝臓へ運ばれて行き、代謝されます。

これが医薬品であれば、短時間で消化、吸収、代謝が行われますが、医薬品成分が含まれていないサプリメントの場合では、私たちが普段口にしている栄養素とほぼ同様のスピードでこれらが行われると考えておいて間違いありません。

したがって、シミサプリメントを摂取しても直ちに目に見えた効果が現れるということはなく、数週間~数カ月かけて、ジワジワと効果が現れてくることになるということです。

また、効果の現れ方には個人差が生じ、早い段階でシミが薄くなったと感じることもあれば、お肌の調子が整ったあとにシミが薄くなったと感じることもあります。

シミサプリメントの摂取を開始したのであれば、結果を焦らず、月単位でじっくりとお肌の状態を見守っていくことが大切です。

シミサプリメントの選び方

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サプリメントは医薬品ではありませんので、副作用が現れる心配はほぼないと考えられています。

ですが、製品によっては米由来成分のコメ胚芽油や大豆由来成分のダイズ抽出エキス、小麦由来成分のコムギ胚芽油などが含まれていることがあります。

これらの成分は5大アレルゲン(米、大豆、小麦、牛乳、卵)に分類されていますので、これらの成分に対するアレルギーをお持ちの方や、なんらかの植物・動物由来成分に対するアレルギーをお持ちの方は、ご自身にとってアレルゲンとなる可能性が配合されていない製品を選んで下さい

また、現在までに食品やサプリメントの摂取でアレルギー反応が現れ、現在までにアレルゲンを特定できていないという方は、ひとまず皮膚科や内科で検査を受けてアレルゲンを特定してからシミサプリメントを選びましょう。

アレルゲンは血液検査で調べられ、約1週間で結果を知ることができます。

おすすめサプリメント

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それでは、シミ改善効果を期待できるおすすめのシミサプリメントをご紹介しましょう。

トラネキサム酸、L-システイン、アスコルビン酸(ビタミンC)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、パントテン酸カルシウムを配合した、肝斑改善効果を期待できる第1種医薬品です。

第1種医薬品である以上、本来であればサプリメントとは区別しなくてはなりませんが、現在までにトランシーノⅡで副作用が現れたという症例は報告されていませんので、シミサプリメントとしてご紹介させて頂きます。

このシミサプリメントは、朝晩の2回、それぞれ2錠ずつ8カ月間飲み続けることで、徐々に肝斑を改善することができます。

販売元の公式サイトを確認してみると、トランシーノⅡを8週間飲み続けた方の約85.2%がシミ改善効果を実感しているというデータが掲載されています。

反対に、改善が見られないという方はほとんどいませんので、大変信頼性の高いシミサプリメントだといえるでしょう。

また、肝斑ではなくソバカスが気になる方には姉妹品のトランシーノホワイトCが用意されていますので、ご自身のシミが肝斑なのかソバカスなのかきちんと見極めたうえで、いずれかのサプリメントを摂取してみると良いでしょう。

L-システイン、アスコルビン酸(ビタミンC)、ビタミンE散、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、シアノコパラミン(B12)を配合したシミサプリメントです。

また、ローヤルゼリーも配合されていますので、エイジングケア効果を狙いたいという方にもおすすめです。

1日6錠を3回に分けて飲むタイプのシミサプリで、朝昼夜の食後30分以内を目安に飲むタイプですので、飲み忘れが少ないというメリットがあります。

アスタキサンチンやプロテオグリカンを始めとする、美白・エイジングケアがたっぷりと配合された、紫外線によるシミに対応したシミサプリメントです。

定期コースはなく、単品で購入することができ、初回はお試し価格で購入できるというメリットがあります。

L-カルニチン、アスコルビン酸(ビタミンC)、パントテン酸カルシウムを配合したシミサプリで、シミ改善効果だけではなく、ニキビや湿疹、かぶれ、疲労回復、二日酔に対する改善効果も期待することができます。

ビタミンCをはじめとする4種類のビタミンとL-システインか配合されたシミサプリで、女優の多岐川由美さんも注目していることで知られています。

ターンオーバーの正常化に役立つ製品ですので、シミの予防だけではなく、できてしまったシミにも効果的な製品といえるでしょう。

シミサプリを摂取する際の注意点

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まず、アレルギー体質の方は、ご自身にとって危険な成分が配合されていないことを確認した上で製品を購入しましょう。

また、各製品によって飲むタイミングや1日の規定量が決められている場合がありますので、必ず守って正しく飲みましょう。

そして大切なことは、毎日コツコツと続けるということです。

サプリメントは1回で大量に飲んでも効果が倍増することはなく、毎日続けて飲むことこそが、効果を実感できる最短距離です。

そして、数日間飲み忘れた場合にも、あとになって数日分まとめて飲んでも効果に変わりはありません。

シミサプリには即効性を期待することができませんが、コツコツと飲み続けることが、現在できているシミの改善や、将来的にできる可能性があるシミ予防につながります。

まとめ

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シミ予防でもできてしまったシミでも、日常生活に注意払った上でケアを行えば、多かれ少なかれ改善効果を期待することができるでしょう。

また、シミケアは化粧品で行うことも大切ですが、身体の内部からしっかりと改善したいのであれば、シミに対応したサプリメントを摂取するということも大切です。

現在行っている化粧品のケアでなかなかシミが改善されないという方は、ご自身のシミがどのようなシミか、まずは確認してみて下さい。

そして、なにが原因でできてしまったのかという部分をよく考えた上で、シミサプリメントによるケアもプラスして、シミ改善を目指してみると良いでしょう。

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