ダイエット中にアルコールは禁物!増してやビールなんて!今まではこれが常識でした。
しかし、最近巷では「ビールダイエット」なるものが流行っている様子…ダイエット中にビールを飲んでも良い、むしろ積極的に飲むべきとなると、俄然ダイエットをする気が湧いてきませんか!?今回はそんな噂の「ビールダイエット」のメリットと方法をご紹介します。
ダイエットをしたことがある人や、周りにダイエット中の人がいる人なら一度は聞いたことあるフレーズ、「ビールはダイエットの敵」。
あまりにもよく聞くものだから、まるで常識のようになってしまい、これを疑う人はなかなかいないでしょう。
中年のおじ様たちの、メタボリックな前に突き出したお腹のことを「ビールっ腹」などと呼ぶこともよくありますね。
では、一体なぜビールを飲むと太ると言われるのでしょうか?
最初に誰もが思いつく答え、それはカロリーの高さでしょう。
ビールのカロリーは350mlで約140kcal。
これは大体白米半膳〜1膳弱に相当します。
白米=炭水化物=太る、という方程式もダイエッターの中では常識化していることを考えると、ビールが嫌厭されるのも無理もありません。
ましてや、白米は1膳で済んでもビールは1缶では足りない…なんて感じる人も少なくないことを考えるとなおさら、いっそ避けてしまおうと思う人が多いのは当然です。
つまり、単純にカロリーだけを見れば、ビールは白米と同じ、またはそれ以上に太りやすいということになります。
しかし、果たしてこれが本当にビールを飲むと太る理由なのでしょうか?
カロリーだけを見れば、ビールはご飯と同じくらい太りやすいということは、裏を返せばビールを飲まなくても白米を食べれば同じように太るということになります。
しかし、ダイエット中だからビールは飲まないという人はいても、ダイエット中だから白米は全く食べないという人は少ないし、突き出たお腹を「ビールっ腹」とは呼んでも「米っ腹」なんて呼びませんよね。
カロリーだけが理由ではないとしたら、ビールを飲むと太る本当の理由とはなんなのでしょうか?
ビールには、炭酸ガスや苦味のあるホップ成分が胃壁を刺激することより食欲増進効果があると言われています。
ビールやワインには胃でガストリンというホルモンの分泌を促進し、胃液の分泌を増加する作用があります。
この作用は他の種類のお酒には認められていません。
つまり、ビールを飲んだ後は食欲が増し普段より多めに食べてしまうということが科学的に証明されているのです。
また、ビールといえば、夏の暑い日涼しい部屋に入って一杯、仕事帰りに一杯、などというシチュエーションが容易に思い浮かぶように、何かと疲れている時にゴクゴクと勢いよく飲むことが多い印象ですよね。
そして、疲れを癒すという名目で食べ物もガッツリ…などということもよくあります。
ビールの食欲増進効果とその豪快な印象が食べ過ぎを後押ししているということは疑いようのない事実ではないでしょうか。
前述した通り、ビールを飲むとどうしてもおつまみが欲しくなりますよね。
そして、その喉越しの良さや他のお酒と比べてクセのない味から、ビールのおつまみには油っぽいものや味の濃い食べ物を選びがちです。
実際ビアパブに行ってみると、メニューに並ぶのはフィッシュアンドチップス、ソーセージ、フライドポテト、ビーフジャーキーなど揚げ物や塩辛いおつまみばかり。
メニューにあったとしても、野菜スティックやサラダを頼んでいる人はなかなか見かけないですよね。
日本ではビールには餃子、というイメージも強いような気がします。
いずれにせよ、ビールを飲むとカロリーの高い物を食べたくなるというのは万国共通のようですね。
そして、喉が乾くからまたビールを飲み、そのつまみにまた味の濃いものを食べ…というサイクルが出来上がり結果的にカロリー過多になってしまうのです。
ここまでの説明で既にお分かりでしょうが、ビールが太ると言われる所以は、ビール自体が太りやすい飲み物ということではなく、実はビールと一緒に食すおつまみにあるのです。
しかし、この情報だけでは、ビールがどのようにダイエットに役に立つのかわかりませんよね。
大体、最初にビール自体も白米と同じく高カロリーだと言ったじゃないか!と言われてしまいそうです。
ですが、ここで朗報です。
白米のカロリーとビールのカロリーは少し違うのです。
白米のカロリーとビールのカロリーが違うとはどういうこと?そもそもカロリーとはなんなの?この疑問の答えを、順を追って解説していきます。
カロリーとは、人間の体内エネルギーを把握するための指標です。
車に置き換えるなら、いわばガソリンのようなものです。
ご存じの通り、カロリーを消費する量より多く摂取すれば、余った分は体内に脂肪として蓄積されます。
逆に、消費する量より少なく摂取すれば痩せます。
摂取したカロリーは体内に蓄えられ、必要に応じて放出されます。
放出するエネルギーは大きく3種類あり、10%が消化に、20%が運動するエネルギーに、70%が臓器や体内組織で使われます。
では、摂取したカロリーが全て同じように放出されたり蓄積されたりするのかというと、実はそうではないのです。
食品のカロリーというのは、あくまでその食品に含まれるカロリーであり、体内に蓄積されるカロリーの量とは異なります。
例えば、同じカロリー分の野菜スティックとフライドポテトを食べるとします。
すると、イメージからも想像しやすいように、同じカロリー分食べたはずなのに、フライドポテトの方が太るのです。
これは、食物繊維の多い野菜スティックの方が消化吸収に多くのエネルギーを必要とし、結果体内に蓄積されるカロリー量がフライドポテトより少ないからです。
では、ビールのカロリーは野菜スティックとフライドポテトどちらに近いのでしょうか?
ビールには幾つかの成分が含まれていますが、そのカロリーはほとんどがアルコール由来のものです。
そしてアルコールのカロリーは「エンプティカロリー」と呼ばれ、体内に蓄積され辛いのです。
厳密に言えば、アルコールのカロリーは他の成分や食品から摂取したカロリーより優先的に消費されるということです。
ビールはフライドポテトより野菜スティックに近いわけです。
ただし、ここで注意しなくてはならないのが、他の成分にもカロリーはあるということと、アルコール自体のカロリーは高めであるということです。
アルコールのカロリーが消費されている間、別のカロリーは使われず蓄積されますし、アルコールのカロリーも消費量を上回れば当然蓄積されます。
総じて考えると、いくらエンプティカロリーとは言っても、飲みすぎると太るので注意が必要です。
では結局カロリー過多にならないように、一度飲み始めたらたくさん飲みたくなってしまうビールは最初から避けるべきではないか!と思ってしまいそうですが、実はカロリー以外にも着目すべき点があるのです。
それが、糖質です。
糖質という言葉はよく耳にしますが、いまいちなんなのかよくわかっていないという方が多いのではないでしょうか。
糖質とは、ズバリ炭水化物から食物繊維を除いたものです。
と言われてもピンとこないと思うので、詳しく解説します。
糖質は多糖類、二糖類、単糖類、などに細分化されています。
このうち二糖類と単糖類は体内に吸収されやすく、総じて糖類と呼ばれます。
糖類以外の多糖類や糖アルコールなどは糖類に比べるとゆっくりと吸収されます。
糖質は、砂糖や果物の他、米、パン、麺類、イモ類など、俗に言う「炭水化物」に多く含まれます。
逆に言えば、普段「炭水化物」と呼ばれているのは糖質だったと言うことですね。
砂糖やお米はよく太りやすいと言われていることを考えると、糖質の多い食品はダイエッターの敵だということは容易に想像がつきます。
では、ビールにはこの糖質がどの程度含まれているのかというと、なんと1缶350mlあたり約3g!と言われるとよくわからないですが、カロリーで言うと、これは1缶350mlあたりの総カロリーの約3分の1にあたります。
そして、ビールの成分の中でこの糖質に含まれる糖類のカロリーは、前述のアルコールのカロリーとは逆に真っ先に吸収・蓄積されるのです。
つまり、ビールのカロリーはエンプティカロリーだから大丈夫と思って油断していると、知らぬ間に脂肪がどんどん蓄積されてしまうということです。
単純計算で、3缶飲めば1缶分の全カロリーが吸収されてしまうことになりますね。
しかしこれも、裏を返せば糖質の摂取さえ避けられれば、ビールのカロリーはほとんど吸収されなくて済むということになります。
では、どのように糖質を避ければ良いかということは記事の最後に記述します。
ここまでビールは本当に太るのか、そして飲み方さえ考えればビールを飲んでも太らないということを解説してきました。
しかし、これだけではビールがダイエットに有効だという理由にはなりませんよね。
そこでここからは、ビールがもたらすメリットと、ダイエットに効果的である理由についてお話ししたいと思います。
ダイエットのみならず美容にも効果があるので、綺麗になりたいという方は要チェックですよ!
ビールを含む炭酸飲料には整腸作用があります。
炭酸は腸に刺激を与えぜん動運動を促進します。
そのため腸の動きが活発化し、便通を促すのです。
また、ビールに含まれるビール酵母にも排便量の増加や便秘解消など、整腸作用があることがわかっています。
ビール酵母とは、ビールを作る過程で加えられる微生物で、麦芽を加熱するときに使われます。
この微生物は、麦芽エキスを栄養にして増えていき、炭酸ガスとアルコールに分解されます。
その炭酸ガスとアルコールがビールになるのです。
ビール酵母から得られる食物繊維を摂取すると、腸内で善玉菌が増加します。
その結果、腸のぜん動運動が活発になり、便秘解消につながるのです。
ビール酵母食物繊維は特定保健用食品(トクホ)の有効成分にも認められています。
残念ながら、市販されている国内大手メーカーのビールのほとんどは容器に詰められ出荷される前にフィルターで濾過され、ビール酵母が取り除かれています。
これは容器詰め・出荷後にビールが発酵し味が変化してしまうのを防ぐためです。
また、ビール酵母が入っているとビールが濁ってしまうため、透明感を出すという理由でもビール酵母は取り除かれてしまいます。
ただし、一部の地ビールなどは、味わいの変化を楽しんでもらいたいという理由から、生きたままのビール酵母を残しています。
とは言っても、大抵の方が普段手に取るのは、やはり価格も手頃でコンビニに行けば簡単に手に入る大手メーカーのビールですので、ビール酵母の恩恵を受ける機会はなかなか少ないかと思いますが、前述した通り炭酸にも整腸作用がありますので、便秘が気になる方は一度意識してビールを飲んでみると良いのではないでしょうか。
ビールには、なんと体脂肪を減らす効果があることが研究で明らかになりました。
耳を疑うような好都合な話ですよね。
体脂肪低減効果が認められたのは、ホップを熟成することにより生成される「熟成ホップ由来苦味酸」という成分です。
ホップ成分には他にアルツハイマー病予防効果、発がん抑制効果、骨密度低下抑制効果などの効果があることが解明されていますが、ホップの熟成過程で生成される「熟成ホップ由来苦味酸」に脂肪低減効果があることは2017年に世界で初めて明らかになりました。
この研究結果はキリンビールで有名なキリン株式会社が発表したもので、実際にヒトを用いた試験により確認されました。
試験概要は以下の通りです。
<方法>
成人男女200名を2群に分け、熟成ホップエキス含有飲料またはプラセボ飲料を12週間毎日摂取していただきました。
摂取開始前、摂取期間中、および摂取終了後に、内臓脂肪面積をCTスキャンにより測定しました。
また、体脂肪率も測定しました。
<結果>
熟成ホップエキス含有飲料を摂取した群では、プラセボ飲料を摂取した群と比較して、内臓脂肪面積および体脂肪率が有意に低下しました。
この効果は「熟成ホップ由来苦味酸」が脂肪を燃焼させる褐色脂肪組織を活性化することにより起こるものだそうです。
実際に何十人もの人に効果が現れていると聞くと、安心できますね。
ビールにアンチエイジング効果があるなんて知っていましたか?実は、ビールを飲むことにより肌の酸化が抑えられ、アンチエイジングに効果があるということが実証されているのです。
忙しい毎日の中、特にダイエット中はどれだけ気を使っていてもビタミンが何かと不足しがちで、お肌も荒れがちになりますよね。
そのまま放っておくとどんどん荒れて老化してしまうお肌をなんとか救うために、ビールが役立つのです!
体内で酸素を利用し代謝を行う過程で自然に発生するのが、活性酸素という物質です。
活性酸素は免疫機能の一部として体を細菌から守るなどの働きをしていますが、過剰に発生してしまうと体を酸化させるという作用もあり、これが肌の老化の原因なのです。
この作用を食い止める働きをしてくれるのが抗酸化活性物質と呼ばれるもので、その一つでよく耳にするのがポリフェノールです。
ポリフェノールと言えば、赤ワインに多く含まれているイメージがありますね。
実際アルコール飲料の中で最も多くポリフェノールを含むのは赤ワインなのですが、その次にポリフェノールの含有量が多いのが、実はビールなのです。
そして、ポリフェノールの含有量ではビールは赤ワインに負けるのですが、実験により抗酸化活性自体は赤ワインとビールは同程度であるということが明らかになっています。
これは、ビールには体内での吸収性が赤ワインとは異なる抗酸化成分が含まれていることが理由の可能性が高いようです。
つまり、アンチエイジング効果を得たければ、赤ワインにこだわらなくても、ビールを飲むことで十分効果が得られるということになります。
ビールを飲んで老化まで食い止められるなんて、とても魅力的な話ではありませんか?
ここまで読み進めていただいた方には、ビールがダイエットに適したアルコール飲料だということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
ビールに体脂肪を減らす効果やアンチエイジング効果があるなんて思いもしませんでしたよね!?
今までダイエットの敵だと思っていたビールが実はダイエットに効果的だなんて、目からウロコですね。
しかしこれだけではないのです! 実は、ビールには他にも様々な健康効果があるのです。
その幾つかをご紹介します。
驚くべきことに、ビールで認知症を予防することが可能なのです。
現在、世界では2,430万人近くの方が認知症を患っているとされています。
しかし認知症には十分な治療方法が開発されていません。
つまり、一度患ってしまうと、どんどん進行していくのみなのです。
そこで、予防する方法に注目が集まっています。
そこで有効なのがビールです。
ホップ由来のビール苦味成分であるイソα酸は、アルツハイマー病の進行を抑制する作用があることが解明されています。
また、この作用は、脳内の老廃物を除去するミクログリアと呼ばれる細胞の活性化および、アルツハイマー病の原因物質とされるβアミロイドの蓄積や脳内の炎症抑制により生じることも明らかになっています。
以下の方法により実証実験も行われています。
<方法>
アルツハイマー病モデルマウスにイソα酸を含む飼料を3カ月間混餌投与しました。
行動薬理試験※2で認知機能を評価した後、脳内に含まれるアルツハイマー病の原因物質の1つとされるβアミロイドの量やサイトカインなどの炎症物質、神経細胞のシナプス量を測定しました。
また、脳内の老廃物を除去するミクログリアの活性化状態を併せて評価しました。
※2 新奇物体認識試験というエピソード記憶などを評価する行動試験
<結果>
イソα酸投与群では対照群と比較して脳内のβアミロイドの量が有意に低下しました。
脳内の炎症が緩和され、ミクログリアの老廃物除去活性および抗炎症活性が高進していました。
神経細胞のシナプス量が有意に増加し、行動薬理評価の結果、認知機能が有意に改善しました。
以上の結果により、イソα酸は脳内の老廃物を除去するミクログリアを活性化することでアルツハイマー病の進行を抑制する効果があることが示唆されました。
ビールを飲んで認知症が予防できるなら、毎日でも飲んでおこうと思ってしまいますよね。
なんと、ビールを飲むことによりストレスが軽減されることがわかっているのです。
ホップに含まれるβ(ベータ)-ユーデスモールという成分は自律神経活動を調節し、そして精神的ストレスにより生じる交感神経の過剰な興奮を抑制することで、リラックスやくつろぎ感をもたらすのだそうです。
従来ホップの芳香成分に自律神経調整作用があることは知られていましたが、香りを嗅いだ時のみ得られる効果だと思われていました。
しかし、実は揮発性の低いβ(ベータ)-ユーデスモールなどの芳香成分にも自律神経調整作用があることが明らかになったのです。
実験方法は以下の通りです。
<方法>
まず、ラットにβ-ユーデスモールを経口胃内投与し、代表的な自律神経の活動変化を測定しました。
その結果、身体の休息時に働く自律神経(副交感神経)である胃迷走神経の活動を有意に上昇させた一方で、活動時に働く自律神経(交感神経)である副腎交感神経の活動は有意に低下させました。
<結果>
この結果は、多くのホップ品種に共通して含まれる代表的な芳香成分のリナロールよりも高い効果でした。
さらにヒト試験では、単純計算ストレス負荷による唾液中交感神経活動マーカーの有意な上昇が、β-ユーデスモール含有飲料水の飲用によって抑制されることも確認しました。
自律神経は心臓や内臓を働かせたり、体温を調節するなど、人間のからだをコントロールする重要な役割を担っています。
このバランスが乱れてしまうと、体がうまく機能しなくなってしまいます。
ビールを飲むだけでそれを少しでも防ぐことができるなんて、ありがたい話ですよね。
女性も男性も必見です!実は、ビールに含まれる成分の一つが女性ホルモンと似た働きをすることがわかっています。
女性ホルモンに似た働きをする成分といえば大豆に含まれる成分、大豆イソフラボンが有名ですが、ホップに含まれるフィストロゲンという成分も、大豆イソフラボン同様、体内で女性ホルモンと似た働きをすることによりホルモンバランスを整えてくれるのです。
女性ホルモンは年齢とともに減少していくもので、これにより女性の多くは更年期障害、肩こり、冷え性などに悩まされます。
これらの問題にフィストロゲンが有効なのです。
男性の場合、薄毛に効くと言われています。
これは、女性ホルモンには発毛を促し髪を美しく保つ効果があるからです。
また、このフィストロゲンは女性ホルモン「エストロゲン」の持つ発がん作用も抑制してくれると言われています。
ビールを飲んで更年期障害や薄毛の悩みが解決するとしたら、こんなにいい話はないと思いませんか!?
ビールがいかにダイエットや健康に有益であるかお分かりいただけたでしょうか?しかしこれだけ大量の情報があると、特に、飲むときにはあれに注意とかこれに注意とか書いてあると、結局どうしたらいいのか混乱してしまいますよね。
そこで最後に、ビールをどのように飲めば最も効率良く痩せられ健康的になれるのか、ビールダイエットの方法をご説明します。
まずはビールの選び方です。
前述の通り、ビールに含まれるカロリーの3分の2はアルコールのカロリーで吸収されませんが、3分の1は糖質のカロリーで体に蓄積されてしまいます。
つまり、ビールを買う際には成分表のカロリー表示と同時に糖質も必ず確認することが大切です。
カロリーはもちろん低ければ低いほど良いですが、それ以上に糖質ができる限りゼロに近いものを選ぶことが理想的です。
カロリーが高くて糖質が少ないものと、カロリーは低いが糖質が多いものがあった場合は糖質が少ないものを選ぶ方がダイエットには効果的です。
成分表はしっかりチェックしましょう!
そして次に飲み方です。
まずは夕飯前に一杯飲み、お腹をある程度満たしましょう。
そうすることにより、空腹からくる暴食を抑えることができます。
ただし、前述の通りビールには食欲を増進する効果もありますので、食事自体の量も用意する時点で決めておき、余計な分食べてしまわないように気をつけましょう。
そして、二杯目を飲むときはゴクゴクと一気に飲むのではなく、ゆっくり少しずつ味わいながら飲みましょう。
時間をかけてビールを飲み食事をすることにより満腹中枢が刺激される前に余分に食べたり飲んだりしてしまうことを防ぐことができます。
また、ゆっくり飲むこと二より血糖値の上昇を抑えることもできます。
ビールを飲むときは慌てずゆっくり、を必ず守りましょう!
もう一つ気をつけたいこと、そして最も重要なポイント、それは食事の内容です。
全く食べてはいけないということではないですが、ビールと相性が良いからといって脂っこいものや味の濃いものばかりを選ぶのはやめましょう。
食べるとしたら何か一品に絞り、他は体に良いものを選ぶのが理想的です。
そしてもう一つ、ビールを飲むなら白米を食べるのはやめておきましょう。
白米にはビールと同程度のカロリーがありますし、糖質が多く吸収されやすいという特徴があります。
なので、ビールダイエットをするなら、夕飯に白米を食べるのをやめましょう!
ビールがいかに有益かは理解したけど、糖質はどうしても取りたくないという方は、ビールの代わりに蒸留酒に置き換えるのがオススメです。
ウィスキーや焼酎などの蒸留酒はアルコールのカロリーはありますが糖質は含まれないため、摂取したカロリーが体に蓄積される心配はありません。
ただし、ビールと同様、食事内容、選ぶおつまみには十分注意し、余計なカロリーを摂取しないように心がけましょう。
そして、糖質は気になるけどやっぱりビールが飲みたい!という方のために糖質ゼロ・オフのビールを幾つかご紹介します。
-アルコール度数: 3%
-商品紹介: プリン体0(※1)、糖質0(※2)の新ジャンル。
最高級ホップ(※3)一部使用による豊かな味わいとすっきりした飲みやすさが特長。
※1 100mlあたりプリン体0.5㎎未満のものを「プリン体0」と表示 ※2 栄養表示基準による ※3 チェコザーツ産ファインアロマホップ一部使用
-アルコール度数: 3%
-商品紹介: キリンビール独自のコク味付与技術が生み出した、深みのある味わいとボディ感。
そして、カラメル麦芽による麦の香ばしさ、ファインアロマホップ・アロマホップによる引き締まった苦味が実現できる味わいに仕上げました。
その名の通り、「濃い味」と「糖質ゼロ*」を同時に実現し、プリン体も60%オフ(当社比*1)、しかも、低カロリーなんです。
*栄養表示基準による *1発泡酒をベースとした当社「リキュール(発泡性)(1)」比
-原材料・成分: 発泡酒(麦芽・ホップ・糖類・食物繊維・大豆たんぱく・酵母エキス・甘味料(アセスルファムK))・大麦スピリッツ
-アルコール度数: 6% -商品紹介: 麦の使用量現行品比30倍(※1)、味わい深い特長を持つ国産ゴールデン麦芽を一部使用、更にアロマホップを使用した、贅沢な味わいが楽しめるアルコール6%の糖質ゼロ(※2)です。
(※1 従来品の「クリアアサヒ糖質ゼロ」比、※2 栄養表示基準による。
)
-アルコール度数: 4% -商品紹介: 糖質0(ゼロ)※の発泡酒。
麦芽の風味を残しながら、ファインアロマホップ等の素材の醸し出す「安らげる香り・さっぱりとした後味」の"きれいな味"をお楽しみいただけます。
※栄養表示基準に基づき、糖質0.5g(100ml当たり)未満を糖質0(ゼロ)としております。
-アルコール度数: 3%
-商品紹介: アルコール3%ならではの、ゴクゴク軽快に飲めるおいしさを追求しました。
新たにマグナムホップを追加し、原材料配合を見直すことで、よりビールらしいおいしさを実現。
低アルコールらしく軽やかな飲み口で、気軽にお楽しみいただけます。
デザインは、「気軽に飲める」という「オールライト」の独自価値を伝えるデザインに変更しました。
背景に白色を取り入れ“All Light"を躍動感のある筆記体とし、軽快さを表現しました。
また、リボンとスタイリッシュなグラスシズルにより、軽やかでビールらしいおいしさも訴求しました。
-原材料・成分: 発泡酒(麦芽エキス・ホップ・糖類・食物繊維・大豆たんぱく・赤ワインエキス・香料・乳化剤・甘味料(アセスルファムK))・大麦スピリッツ
-アルコール度数: 6%
-商品紹介: 「プリン体ゼロ※1」「糖質ゼロ※2」「人工甘味料ゼロ」「食物繊維入り」、4つの特長が嬉しい発泡酒。
スタイルフリーブランドならではのすっきり爽快な後味、高めのアルコール度数6%によるしっかりとした満足感を楽しむことのできる商品です。
※1 100ml当たりプリン体0.5mg未満を「プリン体0」と表示しています。
※2栄養表示基準による
-アルコール度数: 5%
-商品紹介: うまさも、ゼロもよくばった! 「3つのゼロ! 」でおなじみの極ZEROが、のみごたえまで、よくばりました! プリン体0.00、糖質0、人工甘味料0はそのままに、アルコールが4.5%⇒5%になってビールらしさがより増した、よくばりな「極ZERO」をお楽しみください。
-アルコール度数: 5.5%
-商品紹介: うまさを追求しつづけるキリンの淡麗シリーズから、うまさで選ぶ「プリン体ゼロ × 糖質ゼロ」の発泡酒、『淡麗プラチナダブル』が新登場! 世界初特許技術「プリン体カット製法」により、糖質ゼロ・プリン体ゼロでも実現された、すっきり爽快な飲み口とバランスのとれたうまさの発泡酒です。
うまさ、淡麗品質! うまさプラチナ級! 淡麗のダブルゼロ。
うまさで選ぶ機能系発泡酒です。
-アルコール度数: 4%
-商品紹介: 糖質70%オフでありながら、雑味のないビール類本来のおいしさと、軽やかな飲みやすさが特徴の機能系新ジャンル。
旨み麦芽(RICH MALT)を主として使用し、素材本来の良さが活きる天然水仕込みも美味しさの秘訣です。
麦のおいしさをすっきりと楽しめるので様々な食事とも相性抜群です!
-アルコール度数: 4.5%
-商品紹介: アルコール度数4.5%で、糖質を70%カットした(五訂増補日本食品標準成分表による)発泡酒。
フローラルな香りが特長のアロマホップの使用比率を20%増量し、飲みごたえと後味の良さを実現。
パッケージは、商品名にもあるグリーンを中心にカジュアルでナチュラルなイメージを体現しています。
ビールがダイエットと健康にもたらすメリットとビールダイエットに関して説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?想像もしなかったような効果があって驚いた方も少なくないのではないでしょうか。
飲み方と一緒に摂る食事にさえ気をつければ、ビールはダイエッターの強い味方になりうるのです。
誰しも年齢とともに脂肪は増えるけれど代謝量は減っていってしまうもの。
そして体型だけでなくいろいろな健康上の悩みも増えがちになってくるものです。
しかし、食事をするときや飲み会の時のちょっとした工夫だけで、もしかするとその悩みを解決に導くことができるかもしれません。
皆さんも、毎日ビールを飲んで、健康的でスレンダーな体を是非目指してみてください!ただし、飲み過ぎにはくれぐれもご注意を!