美容コラム
【医師監修】豊胸手術をした出産する女性に知ってほしい、授乳系の知識
この記事の監修
池田ゆう子クリニック
院長:池田 優子先生
美容医療業界の発展で豊胸手術も安全性が高まり、より安全に、より手軽に豊胸術が受けられるようになりました。
理想のバストを手に入れられるハードルがグッと下がったわけですが、女性はそのバストを武器に男性を射止めた後は妊娠と出産というイベントが待っています。
今回は豊胸手術の種類と授乳への影響をお伝えします。
■まとめ

施術に使用するヒアルロン酸や脂肪、バッグは乳腺の内側や、状態によっては大胸筋の内側に入れるため乳腺へ影響が与えられることはありません。
そのため、豊胸手術を行ったからといって母乳が出なくなることはありません。
気にせずに安心して施術を受けることが出来ます!
しかし、バッグが大きすぎると授乳の影響で胸が張りすぎてしまい、バッグが乳腺を圧迫し痛みが出てしまったり乳腺が傷つけられ乳腺炎を起こしてしまったりする可能性があります。
乳腺炎とは、乳腺が傷ついたまま授乳を続けていることによって乳腺に母乳が溜まり起きる炎症のことを言います。
乳腺炎になってしまうと「乳房がパンパンに張って痛い」「微熱」「身体のだるさ」などの症状が出ます。
これらの症状が出ている可能性がある場合にはすぐに医師に診てもらうことをおすすめします。
母乳は乳首直下の乳腺という組織で作られるので、バッグ挿入法で乳腺の下に挿入するシリコンなども影響を与えないようになっています。
しかし授乳期は乳腺が発達するためバッグが圧迫され、痛みを感じることもあります。
また極端な例では圧迫を受けた為に破裂してしまう可能性もあります。
そこでより安全を考えるならバッグ挿入法ではなく、ヒアルロン酸注入法や脂肪注入法がおススメです。
これらはどちらも自然に体内に吸収されていくものなので、人体には比較的影響がありません。
乳腺の圧迫による障害もないので、これから妊娠を希望するという場合はバッグ法ではなくこちらの方式を選択するのが安全でしょう。
すでにバッグをバストに挿入している場合は妊娠前に抜去術を行い取り出す方もいらっしゃいます。
授乳期に入り乳腺が肥大してしまった後では危険なため、あまりおすすめは出来ません。
- ヒアルロン酸注入法とは
ヒアルロン酸注入法はメスは使用せず、専用の注射器を使用する施術です。
身体への負担が小さいのがメリットといえるでしょう。
ヒアルロン酸は元々人間の体のなかにある成分なので馴染みやすく、拒否反応が起きる心配はほとんどありません。
しかし徐々に体内へ吸収されていくため、数か月後には元の大きさに戻っている可能性が高いです。
維持するためには定期的に注入しなければなりません。
- 脂肪注入法とは
脂肪注入法とは自分の気になる部位の脂肪を吸引し、質の良い脂肪だけを取り出して胸に使用する方法です。
自分の脂肪を使用するため感触が自然なうえに術後の違和感がほとんどありません。
また異物などによる後遺症が残ってしまうこともありません。
脂肪は体内に吸収されないので、半永久的にバストアップ出来ることが最大のメリットです!
- 脂肪注入法をするなら池田ゆう子クリニック
出産し授乳期を終えるとバストは途端にしぼんでしまうことが多く、女性の気分を落ち込ませます。
萎んだバストが同時に下側にたるみ、いわゆる「残念おっぱい」のような形になってしまうこともあります。
そこでたるんでしまったおっぱいを豊胸手術で元の大きさに戻してあげることができるので産後の女性にも人気があります。
もう妊娠出産の予定が無ければシリコンバッグなどの挿入も良いでしょうし、ヒアルロン酸や脂肪注入によっても、たるんだバストのボリュームを回復させることが可能です。
授乳後のバストのしぼみは乳腺のしぼみだけでなく、周囲の脂肪も同時にしぼんでしまうために授乳以前よりもバストが小さくなってしまうことが多いのです。
ですからその分も補強することで以前と同じような見た目を回復させることができます。
授乳後は皮膚が伸びやすいのでバッグが入りやすく、ヒアルロン酸や脂肪の注射注入も効果が安定しやすくなっています。
バストアップというと大きさに視点が行きがちですが、女性のバストは大きいだけではなく見た目にバランスが良くなければ魅力的に見えません。
左右の胸の大きさが異なる、下に垂れる、胸が左右に向いている、内側のボリュームが無く谷間ができないなど、形やバランスのコンプレックスを抱える女性もかなりいます。
授乳期を終えるとこれらの問題が顕著に見えることがあり、サイズよりも形を整えてほしいという患者さんが結構いるようです。
池田ゆう子クリニックは、脂肪注入法を専門で行っているクリニックです。
池田優子院長は手術実績1万件以上と経験が豊富なため、ひとりひとりに合わせた施術を提案してもらうことが可能です。
こちらのクリニックでは、授乳後のバストアップや萎んでしまったシリコンバックの抜去なども行っているため、胸のことで悩んでいる方は一度カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
●プチ豊胸
プチ整形とは血小板プラズマジェルと呼ばれる注入物を使う施術です。
自分の血液と注入物を混ぜ合わせることで拒絶反応もなく安心して施術を受けることが出来ます。
プラズマジェルはヒアルロン酸と比べると吸収率が高く、しこりが残ってしまう心配もありません。
バストアップの継続期間は、3か月~1年なので一時的にバストアップをしたいという方におすすめです。
バストリアッププランとは、出産や授乳後のホルモンの影響で萎んでしまったバストを脂肪注入法を使って元のバストの大きさに戻すための施術です。
美乳プランとは、あまり大きさを変えずにバストの形を整える施術です。
左右差がある方や谷間を作りたいという方におすすめの施術です。
ノーマルバストアッププランとは、バストが小さい方へおすすめの施術です。
小さいバストの方は、脂肪注入をするためのスペースが小さいため徐々に注入していき、エキスパンダー効果によって膨らませ、バストアップをしていきます。
施術は、半年に1回ずつを3回行います。
東京美容外科の医師は、海外研修を積極的に行っているので知識が豊富です。
そのため、様々な胸の形にも対応が可能です。
また、院長独自の手法で出血を軽減したため日帰りでの施術が可能となっています。
シンデレラ豊胸とは、ヒアルロン酸注入のことです。
ヒアルロン酸注入は、数回に分けて注入することが可能なので、一気に大きくなると不自然に思われてしまうかもしれないと不安な方や一度豊胸を試してみたい方におすすめの施術です。
また、注射器で行う施術なので傷跡が残る心配はありません。
エンジェルバックとは、シリコンバックのことです。
脇の下から約3㎝切開してシリコンバックを挿入するため、ほとんど傷跡が目立つ心配はありません。
シリコンバックの形もラウンド型やアナトミカル型の2種類があり、経験豊富な医師とカウンセリングで自分に合った形を決めることが出来ます。
2カップ以上大きくしたい方や半永久的にバストアップしたい方におすすめの施術方法です。
脂肪注入とは、自分の太ももやお腹から余分な脂肪を吸引し、良質な脂肪のみを胸に注入するという施術方法です。
自分の脂肪を使うため、見た目も触り心地も自然です。
既にシリコンバックを入れている方や、より自然な胸の仕上がりを重視したい方におすすめの施術方法です。
ハイブリッド豊胸とは、シリコンバック挿入と脂肪注入を併用した施術方法のことです。
シリコンバックを挿入するため、痩せている方でも無理なく自然に胸を大きくすることが出来ます。
胸の触り心地が気になる方や痩せていて余分な脂肪が少ない方におすすめの施術方法になります。
湘南美容外科の来院数は、1年間に125万人もいます。
この数字は、国内最大級ですね。
また、全国展開もしていて、2017年11月の時点で71店舗もあります。
そんな湘南美容外科の豊胸施術は、3種類あります。
ヒアルロン酸注入とは、胸の傷跡の心配が少なく、手軽にバストアップしたい方に向いている豊胸術です。
また、注入時間は10分~20分程度で終了するので、時間がない方や忙しい方に向いています。
シリコンバックは、インプラントというバックを入れることにより、バストアップをする豊胸手術です。
シリコンバックの特徴として、患者さんの好みの大きさや、体質に応じて選択できます。
理想の形の胸に近づけたい方はおすすめです。
脂肪注入豊胸は、自分の脂肪を吸引し、その脂肪細胞を胸に注入することで、胸を大きくする方法です。
また、採取した脂肪部分が痩せるのでとても人気の施術です。
この脂肪注入豊胸の特徴として、仕上がりが自然でばれにくいで、施術後の生活を気にされる方はおすすめです。
開院から30年も続く城本クリニック。
城本クリニックの豊胸施術は「ヒアルロン酸豊胸」がおすすめです。
他院のクリニックでも、ヒアルロン酸での豊胸を行っていますが、城本クリニックのヒアルロン酸豊胸は他院とは違います。
城本クリニックでは、ボディコンタリング(Body ContouringMLF1、MLF2)を使用しています。
このボディコンタリングは、メスを使用せず、注射のみで行う施術です。
他のヒアルロン酸よりも長持ちですので、美しいバストを保てます。
品川美容外科は豊胸手術の症例数が75,418件もあります。
また、品川美容外科の豊胸施術メニューは、15種類以上もあります。
今回はそんなの中から厳選して一部を紹介します。
ふっくらしたバストを目指すなら、アクアリフト豊胸がおすすめです。
アクアリフト豊胸の特徴は、柔らかい質感と持続力が長いことです。
アクアリフト豊胸は柔らかい理由は、アクアリフト豊胸の注入に使用する成分の98%だからです。
アクアフィリング豊胸は、ふわふわしたバストを目指す方に向いています。
このアクアフィリングは、欧州で開発されました。
世の中には、アクアフィリングの正規品ではないものが多く回っていますが、品川美容外科のアクアフィリングは正規品を使用しています。
プリンセスバストプレミアムは、自然なバストを目指す方に向いています。
また、プリンセスバストプレミアムは、効果が長く続くことも特徴の一つです。
プリンセスバストプレミアムの中には、従来のヒアルロン酸とは違い、ダイヤモンドフィールを使用しています。
このダイヤモンドフィールによって、理想の形を作りやすいバストが形成されます。
全国に9院も展開している聖心美容外科クリニック。
聖心美容外科クリニックの豊胸施術は、幹細胞豊胸施術が有名です。
幹細胞豊胸術は、自分の脂肪から抽出した幹細胞をバストに注入する方法です。
聖心美容外科の幹細胞豊胸術では、人体の安全性が確認てきている特殊な酸素を使用しています。
安全性にもこだわった施術なので、安心して施術ができるのではないでしょうか。
口コミサイトで1位に輝いたTHE CLINIC。
また、THE CLINICは他院の豊胸失敗修正も多数行うほど実績があります。
その実績を支えている施術がコンデンスリッチ豊胸です。
コンデンスリッチ豊胸の特徴として、安全面と注入する脂肪です。
コンデンスリッチ豊胸では、良質な脂肪と死活細胞などを分ける効果があるので、良質な脂肪を最大限に活かすことができます
妊娠出産を予定している女性はトラブルが起きる前の対策が必要ですが、豊胸手術後に予期しない妊娠・出産に進んだ場合、万が一トラブルが起きた場合はすぐに産婦人科の担当医の意見を聞いて、必要に応じて豊胸手術を受けた医師に相談しましょう。
ヒアルロン酸注入や脂肪注入の場合は母乳を作る乳腺に負担がかからないため安心です。
シリコンバッグなどの挿入術で、乳腺のすぐ下にバッグを入れる乳腺下法の場合、授乳期になり乳腺が肥大化することでバッグを圧迫し、乳腺炎等の症状を呈することがあります。
この場合、母乳が出にくくなる症状が出ることもありますが、軽度で体の負担が軽ければ自然に改善することもあります。
何度も炎症を繰り返す場合や痛みがひどい場合には授乳をミルクに切り替え、一時的に母乳が出なくなる薬を使用し、身体を休ませましょう。
出産前の豊胸術を利用する場合はその後の予定を考えてどの施術を選ぶかよく考える必要があります。
授乳期を終えた女性はバストの形が崩れたり、乳腺と脂肪組織が一気に垂れたりしてしまうことがあるため、気になる方は豊胸術を受けることをおすすめします。
サイズを大きくするというよりはバランスの良い、綺麗な形のバストを取り戻す方法としてぜひ活用したいところです。
万一授乳中にトラブルが起きた場合は無理せずにミルクに切り替え、医師に相談してみてください。
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