オールインワン化粧品とは、1つの製品で、化粧水、美容液、乳液、クリームの基礎化粧品全ての役割を果たしてくれる効果のある化粧品です。

基本的にはこの4種類が配合されている製品が主ですが、最近では化粧下地や、UVカット機能を持つもの、フェイスマスクやクリームなどの効果を持つものなど多機能に渡り使える製品が販売されています。

どんな肌質の人にでも使えるよう配慮されたものが多いのが特徴ですので、1本持っておくだけで便利な製品とも言えるでしょう。

それでは、オールインワン化粧品について詳しく解説していきます。

オールインワン化粧品のメリットをご紹介していきます。

オールインワン化粧品の特徴を理解し、自分に合った化粧品を選びましょう。

オールインワン化粧品の魅力と言えば、やはりこれでしょう。

通常、基礎化粧品を全て揃えるとなると、化粧水、美容液、乳液、クリームの4種類が必要になりますが、それを全て1本にまとめているのでコストは明らかに安く済みます。

製品によっては1本辺りの単価がオールインワン化粧品のほうが高い場合はありますが、トータルコストを考えるとお得でしょう。

基礎化粧品を全てやるとなると、化粧水から乳液まで行ったあと、必要とあれば化粧下地にフェイスマスクなどやる必要がありますが、オールインワン化粧品は全ての機能が備わっているので時間短縮に繋がります。

また、朝用タイプと夜用タイプがあるので、朝メイクを行う人はUVカット機能がついているものを、夜にフェイスマスク機能が備わったものを使用すれば、パックをする必要がありませんので、オススメですよ。

自分の肌質に合わせた化粧品を全て揃えるのはとても良いことですが、過剰なスキンケアはかえって肌にダメージを与えてしまうことがあります。

たとえば乾燥肌の肌質の人が保湿をしようと基礎化粧品全てに保湿成分が優れた化粧品を使用すると、肌が本来持っているバリア機能が働かなくなり、ダメージを受けやすい肌質になることがあります。

しかし、オールインワン化粧品は、全てを1本にまとめてあるので、過剰なスキンケアになる心配が少ないです。

オールインワン化粧品を使う上での注意点をまとめました。

注意点をよく理解した上で、オールインワン化粧品を使用しましょう。

オールインワン化粧品は基本的にはどの肌質にも使えるよう配慮されたものが多いですが、その中でも保湿に力をいれているものや、美白に力をいれているものなどがあるため、自分に合わないタイプのものを選ぶことにより、肌トラブルに繋がることがあります。

これはオールインワン化粧品だけではなく全ての化粧品に言えることですが、配合されている成分をよく確認することが大切です。

ここで気をつけたい成分が、アルコールや防腐剤（パラベン）などが含まれているもの。

ベへニルアルコール、ステアリルアルコールなど、アルコールと記載されているものは、脂性肌や敏感肌の人が使用すると肌に負担をかけてしまいます。

オールインワン化粧品は、安いものから高いものとピンからキリまで存在していますが、安いからと言って安易に購入するのは止めましょう。

コストが安いものは、石油由来の成分が含まれていることが多く、これは毛穴の詰まりに繋がりやすいため、選ぶならば天然由来のものがオススメです。

天然由来は、どうしてもコストが高いものが多いですが、その分肌に優しい成分で配合されていますので、長期的に使用するのであれば、天然由来が良いでしょう。

基礎化粧品が全て1つにまとまっているというメリットがあるオールインワン化粧品ですが、一方で、1つ1つの効果は単体と比べると効果が低いものです。

そのため、ニキビが多い、肌が荒れやすい、シミが多い、シワが増えたなど肌トラブルを複数抱えている人は、オールインワン化粧品よりも単体で使用したほうが良いときもあります。

オールインワン化粧品の魅力をお伝えしていきましたが、では、実際にどんなオールインワン化粧品を選べば良いのか悩むことでしょう。

今回は肌質や目的に合わせたオールインワン化粧品を複数厳選しました。

プチプラ、エイジングケア、美白、ニキビ、脂性肌、混合肌、乾燥肌、敏感肌など、それぞれのタイプから選び抜かれたものを紹介していきますので、参考にしてみてください。

化粧水、美容液、乳液、クリームとすべてを1つにまとめたアイテムことオールインワン化粧品を使う上で、コストは重視したいところ。

そんな人に向けた2,000円以下で入手できるプチプラアイテムを厳選しました。

基本的にはノーマル、混合、乾燥、敏感肌などすべての肌タイプが使えるものばかりですので、安心して使用してみてくださいね。

ロゼットから2015年に発売されたこのオールインワン化粧品は、基礎化粧品にプラスして、パックの役割を果たします。

特に就寝前につけるのがオススメ。

寝ている間に昼に受けたダメージを補修し、しっかりと保湿してくれます。

ママプラスには、スクワランと呼ばれる植物性のスクワランオイルを配合しているので、お肌のターンオーバーを整えてくれ、新陳代謝を向上してくれます。

さらに、無香料、エタノール・シリコン不使用なので、敏感肌の人にも使えるので安心ですね。

ロゼットからは、オールインワン化粧品の他にも洗顔剤も販売しています。

合わせて使用してみてはいかがでしょうか。

基礎化粧品にプラスして、パックに、化粧下地、UVケアの役割を果たすKOSEから販売された肌リズムは、朝夜ともに対応された優れもの。

UV機能はSPF30とPA＋＋なので、3時間未満の外出でもしっかりと紫外線から肌を保護してくれます。

マリンプラセンタと呼ばれる魚の卵巣膜を配合しており、お肌に必要なコラーゲン、ヒアルロン酸、ビタミン、アミノ酸が含まれているので美容成分としてとても優れています。

通常プラセンタが配合されている化粧品は高値ですが、海洋性プラセンタの場合、高級と言われる動物性プラセンタよりも安価な価格で提供できるため、納得のお値段です。

年齢を重ねるにつれ、注目したいのがエイジングケアですね。

たるみやくすみなど肌トラブルを改善するために化粧品には注意が必要ですので、エイジングケアを目的としているオールインワン化粧品をご紹介していきます。

特に肌の乾燥が気になる方、小じわの対策をしたい方にオススメですよ。

デシェルからは2つのオールインワン化粧品が販売されていますが、今回紹介するのは、乾燥たるみやくすみに効果的なこの化粧品です。

基礎化粧品にプラスしてパックと化粧下地としても使えるスーペリアモイスチャージェルは、もずくやワカメに含まれる海藻エキスを配合しており、肌に潤いとハリを与えてくれます。

さらにビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体が配合されているため、肌のくすみの改善や肌の老化防止にも役立ちます。

この2種類が混ざり合うことにより、抗酸化機能を向上させ、肌の細胞を再生してくれる効果があります。

また、敏感肌の天敵でもあるアルコールや鉱物油など不使用なので成分として何の問題もありません。

2017年に発売されたばかりのアクセルから出たオールインワン化粧品は、皮膚科医がすすめているだけあり、乾燥肌や敏感肌などさまざまな肌質にも対応している優れた製品です。

特にオススメしたいのは、エイジングケアです。

再生医療に使用している成分を配合しているので、衰えてしまったターンオーバーの機能を改善し、肌質を向上させてくれます。

保湿力の高いヒアルロン酸の3倍以上の効果があると言われているコンドロイチンを配合しているので、乾燥から防ぎ潤いを与えてくれ、さらにフラーレンやダイズ種子エキスが含まれているので目元につけることにより小じわを改善してくれる効果があります。

化粧水、美容液、乳液、クリーム、パックの5種類の役割を全て1本で済ませることができるので、エイジングケアをしたい人にピッタリですよ。

紫外線による影響でシミやそばかすに悩んでいる人にオススメしたい、美白効果の高いオールインワン化粧品を紹介していきます。

中でもシミに効果が高いとされるビタミンC誘導体（もしくは生命体）が配合された製品を中心に厳選しました。

すでに出来上がったシミや、シミの予防に効果がある製品をお探しの方に向いています。

美白効果が高い成分として挙げられるのは、ビタミンC誘導体が有名ですが、さらにその上をいく成分こそこの、リペアジェルに配合されている「ビタミンC生命体」です。

100％植物性由来であり、さらには水を一切使用していないため、すべてが美容成分でつくられています。

その分お値段は高めではありますが、シミやそばかすなどの肌トラブルを改善したい方にはこのリペアジェルを強くオススメします。

頑固なシミにお悩みの方、夏の紫外線によって肌の乾燥が加速し、小じわなどを気にしている方などすでに起こってしまったトラブルを改善してくれます。

リペアジェルには、1本でローション、クリーム、乳液、美容液の役割を果たしてくれますが、化粧水成分が含まれていないため、合わせてリペアウォーターも一緒に使用すると尚良いでしょう。

ビタミンC誘導体を含んだこの製品は、シミの予防にはもちろん、すでに出来てしまっているシミを薄めてくれる効果もあります。

9種類のビタミンを配合することにより、肌の内側から細胞を蘇らせ、みずみずしい肌を手に入れることができるので、予防として使用するにも向いているでしょう。

また、濃度の高いヒアルロン酸を含んでいるので、保湿力にも長けています。

乾燥肌の人や、年齢や外部からの刺激により乾燥してしまった肌質の人にも使えるアイテムです。

大人ニキビに効果が高いニキビケアを目的としたオールインワン化粧品を紹介していきます。

ニキビ予防はもちろん、進行ニキビやニキビによってデコボコした肌を改善するのにも効果的。

大人ニキビにお悩みの方にオススメです。

ニキビによる炎症を抑えてくれる効果があるフラーレンと呼ばれる成分が配合されているこちらの製品は、抗酸化作用が期待できます。

ニキビはアクネ菌が繁殖することが原因で起こるのでその根本となる活性酸素を抑える役割が必要となります。

プラチナジェルでは、ニキビの予防や進行中のニキビの炎症を抑え、さらにニキビ跡にも効果が高くオススメ。

化粧水、美容液、乳液、クリームが全て1本にまとめてあるので、時間がない人に向いています。

他にもエイジングケアにも役立つ成分が含まれているので、小じわなどによるトラブルを抱えている人にもピッタリですよ。

大人ニキビとシミの対策用として発売されたこのオールインワン化粧品は、化粧水、美容液、乳液、クリーム、下地、パックと6種類の役割を1本で済ませられます。

「ピュア」と製品名に登録しているとおり、純粋な成分のみしか配合しておらず、無添加ですので赤ちゃんでも使えるくらい優しい成分で出来ています。

大人ニキビの原因とも言われているメラニンを抑制してくれるので、シミの対策にもなり、外部からの刺激をカバーしてくれます。

また、肌の乾燥にも強く対応してくれているので、朝に塗布しても夜までしっかりと保湿をしてくれるので、乾燥肌の人にもピッタリなアイテムでしょう。

別名オイリー肌と呼ばれる脂性肌は、皮脂の分泌が多いために生じる肌質です。

体質もありますが、後天的なものとしては、食生活の乱れやホルモンバランスの影響、ストレスなどでも脂性肌に体質が変わる方もおり、きちんとしたスキンケアをしていれば脂性肌は改善されます。

脂性肌に良い方法として、保湿をしっかりと行うことが大切です。

中でも注意したいのが、油分が少なく、またアルコールが含まれていないもの。

皮脂が多い脂性肌ですので、油分は少ないものが適切です。

また、アルコールは肌の水分量を奪ってしまうので、ノンアルコールのものを選びましょう。

それでは、脂性肌に合うオールインワン化粧品をご紹介していきます。

脂性肌の人に向け製造されたラシュレは、皮脂のバランスを整えてくれる効果があります。

ビタミンC誘導体とグリチルリチン酸二カリウムによって、肌の内側から皮脂を調整してくれます。

さらには、10種類の保湿成分が配合されているため、潤いを肌の内側に閉じ込めてくれるので、一定の水分量を保てることでしょう。

さらには肌のターンオーバーを正常にしてくれるため、脂性肌にありがちなニキビやふきでものなどのトラブルを回避してくれます。

脂性肌を改善したい人は是非お試しくださいね。

2016年に発売してから常にコスメランキングで上位をキープしているネイチャーコンクが提供するオールインワン化粧品は、脂性肌の人に良い毛穴を引き締めてくれる効果があります。

皮脂が多い脂性肌の人は、毛穴が詰まりやすく、さまざまな肌トラブルを招きやすいのが特徴です。

そこで薬用モイスチャーゲルでは、うるおい美白有効成分により、古い角質を除去し、肌コンディションを整えてくれます。

肌コンディションが整えば、自然と皮脂の分泌が収まり、保湿成分が浸透しやすくなるため根本的解決に繋がることでしょう。

他にもプラセンタエキスが配合されているので、シミやそばかすの原因となるメラニンを抑制してくれる効果があります。

さらなる効果を得るために、ネイチャーコンクがプロデュースした薬用クリアローションを合わせて使用してみるのもオススメです。

乾燥肌、敏感肌、オイリー肌など複数の肌タイプが混合している混合肌の人は、オールインワン化粧品の選び方を慎重にならなければなりません。

これは、混合肌特有の肌の水分量が足りないのに、油分が多いといったバランスの悪さが原因なのですが、成分をしっかりと熟知していないのに、よく分からないオールインワン化粧品を使用するとますます混合肌が悪化してしまいます。

そうならないためにも混合肌の人に向けたオールインワン化粧品をご紹介していきます。

リメイから2016年に発売されたオールタイムジェルパックは混合肌の人にピッタリな浸透性重視な成分を多く配合しています。

そもそも混合肌は水分量が足りていないのに油分が多いという矛盾がある肌質なのですが、乾燥とオイリーは共に水分量の低下が原因で起こります。

従って、肌の奥深くまで浸透してくれる保湿力を持つ成分が含まれているオールインワン化粧品を選ぶのが得策です。

このオールタイムジェルパックには3つの種類のセラミドが配合され、さらにはヒアルロン酸も多く含まれています。

セラミドとヒアルロン酸は保湿力に長けた成分ですので、この化粧品を使用すれば、混合肌が改善され、ノーマル肌に近づく日も夢ではありません。

化粧水、美容液、乳液、クリーム、下地、パック、シートマスクの7種類の役割を果たしてくれるので、この1本があれば忙しい朝でも快適に過ごせるでしょう。

大気汚染が原因のPM2,5に対応するべく作られたオールインワン化粧品ではありますが、混合肌の人にオススメしたい成分が多く配合されています。

保湿成分に長けたセラミドをはじめ、6種類の潤い成分が含まれています。

さらには、肌の老化を防止するために8種類のエキスを混ぜ合わせ、外部からしっかりと肌をガードしてくれます。

大気汚染に対応した化粧品ですので、敏感肌の人でも使える植物性由来の成分しか配合されていません。

大気汚染が気になる方にもオススメ。

乾燥肌は、肌の水分量が少なく、カサカサした肌質の状態のことを指します。

肌に保湿を十分保たせてあげる必要があり、また、水分が逃げないよう閉じ込めてあげることが大切です。

そんな乾燥肌の人に合ったオールインワン化粧品をご紹介していきます。

オールインワン化粧品は、その製品によって何に特化しているかが異なりますが、このイオナのオールインワン化粧品は、中でも美容成分に力を入れています。

7種類ある美容成分は、コラーゲン、セラミド、スクワラン、ヒアルロン酸などの保湿力に長けた成分をはじめ、シミに効果があるとされるビタミンCや、弾力性に優れたコンドロイチン、美白効果の高いプラセンタエキスが配合されています。

香りはリラックス効果があるとされるウォーターリリーなので、上品な香りを楽しめます。

無香料をお探しの方は不向きではありますが、アルコールフリー、パラベンフリーですので、安全な製品ではあります。

花印が販売しているオールインワン化粧品は、化粧水、美容液、乳液の3種類の効果があります。

中でも美容液成分に優れており、クリーム状のタイプですが、塗布した瞬間から美容液へと変化する驚きの品物。

15種類の保湿成分が配合されているので、乾燥肌の人にとても効果を発揮することでしょう。

保湿成分は角質層にまで届き、美容液成分が多く配合されているため、水分量を外に逃がしません。

一日中潤いのあるみずみずしい肌質をキープできます。

肌の弱い赤ちゃんや、アトピーなどの肌トラブルを抱える人に向けた敏感肌用のオールインワン化粧品をご紹介していきます。

敏感肌に大敵な、界面活性剤、アルコール、無香料、無着色、パラベンフリー、植物性、オーガニックなど、肌に優しい成分のみを扱った製品を厳選しました。

敏感肌は成分によって顔の赤みやカサつき、かゆみなどの症状が生じるため、敏感肌に向けた化粧品を使用することが大切です。

肌が弱い方のために開発されたこのアクアモイスチャーゲルは、赤ちゃんからアトピーなどの敏感肌の人まで使える低刺激にこだわりを見せた製品です。

植物性由来のシロキクラゲエキスを配合することにより、高精度な保湿力をキープすることができるので、外部からの乾燥に強く対抗してくれます。

また、肌に刺激を与えると言われている界面活性剤は不使用、成分には天然由来のものを厳選しているので、お肌が弱い人にオススメ。

敏感肌に向けた優しい成分で配合されたメディプラスゲルは、エタノール、着色料、香料、パラベンなどの防腐剤、合成乳化剤などが一切含まれていない製品です。

また皮膚科医が監修しているのでアレルギーの心配もほとんどなく、安心して使用することが可能です。

この製品の魅力はなんといっても美容成分の多さ。

セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分をはじめ、海洋性のプラセンタが配合されているので、きめ細やかな肌になるようホルモンバランスを整え、肌の機能を向上してくれます。

さらには15種類のアミノ酸を含んでいるので、ターンオーバーを正常にさせてくれ、肌のコンディションを整えてくれることでしょう。

また、ビタミンも豊富なので、シミやニキビなどにも対応してくれます。

1本で、化粧水、美容液、乳液、クリームの4役を担うので、忙しい朝や眠い夜にも最適です。

オールインワン化粧品の成分を選ぶ上で大切なことをご紹介していきます。

保湿成分とは一体どんなものなのかをよく理解した上で、オールインワン化粧品を使用しましょう。

肌には基本的にどの肌質の人でも保湿力が長けているものを使用するのが大切です。

先でも、数々のオールインワン化粧品をご紹介していきましたが、保湿成分に優れたものを重点に厳選しました。

実はオールインワン化粧品は水分量が多いためどうしても保湿力が低くなりがちです。

それをカバーするために保湿力が高いと言われているセラミドが配合されているものを多くオススメしており、今回もセラミドが含まれているアイテムが多いのが特徴です。

セラミドについて注意点を解説します。

ここで注意したいのが、ヒト型セラミド。

この成分は水と混ざりにくいため、配合していても少ない場合が多い、または配合されていないなどがあります。

これでは肌の乾燥を悪化させてしまうことがあるため、植物性由来のセラミドを選ぶことがポイントです。

植物性由来のセラミドは水との相性が悪くないので、コストが高くセラミドが配合されているものは、植物性由来のセラミドが配合されているものが多いです。

浸透力が高いとは、すなわち肌の奥深くまで、美容成分が行き渡ることを意味します。

オールインワン化粧品の浸透力が高いものの特徴として、低分子、またはナノ化されているものがあります。

おおよその目安として、分子量が500～1000あれば浸透力が高いものに区分されるわけですが、この値が低ければ低いほど、コストも高くなります。

角質層に届くには、500くらいないと意味がありません。

浸透力の高い保湿成分としてコラーゲンが挙げられます。

浸透力が高いイコール肌に良いものと思いがちですが、そういうわけではありません。

というのも、肌には人間が持つバリア機能が備わっていますが、浸透力が高い化粧品ばかり使用していると、このバリア機能が低下することがあります。

もちろん、肌トラブルを多く抱えている人は浸透力が高いものがオススメですが、肌質が改善されれば、あまり浸透力が高すぎる化粧品を使用し続けることで、バリア機能を低下させてしまうので注意しましょう。

夏の紫外線対策として、シミやそばかすを抑制してくれる美白成分が気になる方は多いことでしょう。

美容成分に効果が高い成分として、アミノ酸やビタミンC誘導体が挙げられます。

これらは、シミの原因となるメラニンの活性化を抑えてくれるため予防に繋がりますが、美容成分についての注意点を解説します。

ビタミンC誘導体は、メラニンを抑制してくれ、美しい肌を取り戻してくれる効果がありますが、敏感肌や肌が荒れている人（または傷を抱えている）が使用すると、過敏に反応してしまい悪化させてしまう場合があります。

また、このタイプが美白成分が配合されているものを使用してもあまり効果を実感しないこともあるため、肌トラブルを改善してから使用するのがオススメです。

よりオールインワン化粧品の効果を実感したい人のために、オールインワン化粧品の使い方をご紹介していきます。

朝に行うやり方と夜に行うやり方と異なるため、参考にしてみてください。

朝はメイクをする人も多い時間帯ですので、メイク前に行うオールインワン化粧品の使い方をご紹介していきます。

洗顔後は乾燥しやすいため、時間を空けるほど乾燥がすすみます。

なので、洗顔後はすぐにオールインワン化粧品を使用しましょう。

オススメは100円玉くらいの大きさを塗ることです。

顔全体にまんべんなく塗りましょう。

特に乾燥しやすいTゾーン、目元、口元は重ね塗りがオススメです。

乾燥しやすい部分を保湿することにより化粧がノリやすくなるので、しっかりと塗りましょう。

指の腹で優しく塗り込むことがポイントです。

洗顔後からメイクをするまでに時間があくようなら、メイク前にもう一度塗布するとさらに化粧のノリがよくなります。

1時間以内でしたら、再度塗る必要はないので、時間が空く人の場合のみこの効果が有効です。

基礎化粧品（化粧水、美容液、乳液、クリーム）以外にも朝用のオールインワン化粧品にはUVカット機能や、化粧下地が備わっているものが存在します。

これらの成分が配合されているものは、メイクの時間短縮にも繋がるのでオススメです。

夜は化粧を落として肌を休める時間帯です。

そのため、夜用のオールインワン化粧品は、次の日の肌のコンディションを整えてくれる機能が備わったものを使用することが大切です。

それでは、夜用のオールインワン化粧品の使い方をご紹介していきましょう。

日中の汚れをしっかりと落としたあとは、500円玉くらいの大きさを目安にしっかりと塗り込みましょう。

特に乾燥しやすい部分は重点的に塗るのが大切です。

夜用は、肌の保護を目的としたフェイスマスク機能が備わったタイプを使用するのがオススメ。

寝ている間に肌のコンディションを整えてくれ次の日の化粧のノリを良くしてくれます。

洗顔後から就寝までに時間が空く人は、就寝前にもう一度塗布するのがオススメ。

その場合は、100円玉くらいの大きさで十分です。

洗顔後から1時間以内に就寝する人は再度塗る必要はありません。

オールインワン化粧品の他にも違う化粧品を使用する人のやり方をご紹介していきます。

肌トラブルを抱えている人は、他の化粧品と合わせて使用することにより、肌のコンディションを整えてくれるのでオススメです。

化粧水と併合して使用する場合は、化粧水のあとにオールインワン化粧品を使用しましょう。

化粧水が浸透する前にオールインワン化粧品を使用すると、化粧水の効果が半減しますので、5分くらい時間を空けるのがポイントです。

美容液と併合して使用する場合は、化粧水同様、先に使用したあとに、オールインワン化粧品を塗りましょう。

同じく美容液の成分が浸透するまでに5分くらい空けるのがポイントです。

乳液とクリームを併合して使用する場合、オールインワン化粧品を塗り込んだあとがオススメです。

先にオールインワン化粧品を塗ることで、乳液とクリームで美容成分を閉じ込めてくれます。

オールインワン化粧品についてご紹介していきました。

オールインワン化粧品は、基礎化粧品が全て1つにまとめられた優れたアイテムです。

ただし、1つの効果は単体で販売されている製品のほうが優れているので、人を選ぶときがありますが、自分に合ったオールインワン化粧品を使用することで、より肌のコンディションを整えてくれます。

オールインワン化粧品を選ぶ上で大切なのは、成分です。

脂性肌、混合肌、乾燥肌、敏感肌など、ノーマル肌以外の肌質の人は、自分の肌質に合ったものを選ぶことがポイントです。

特に、保湿成分がしっかりとしているものを使用しましょう。

他にも、シミやそばかすが多い人には美白成分に特化されたものや、大人ニキビに対応している成分が含まれたもの、エイジングケアに効果が高い成分が含まれたものなど、さまざまな製品が存在しています。

また、オールインワン化粧品を使用する際は、肌トラブルを招かないためにも、天然性由来の製品を選びましょう。

合成剤が含まれているものは、はじめは良くても使用しているうちに、肌のコンディションを悪くする恐れがあります。

天然性由来はコストが高めなものが多いですが、安いからといって無闇に使用するのは危険です。

忙しい朝や、眠い夜に少しでも時間短縮ができるよう、オールインワン化粧品を使用してみてくださいね。